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ポンペイ最後の日

ポンペイ最後の日

THE LAST DAYS OF POMPEII

103

shoko

3.0

古代ローマとポンペイに興味があればゼヒ!

昨年イタリアに旅行して、ポンペイの遺跡をじっくり時間をかけてまわりました。 ベスビオ火山の噴火によって灰にうもれてしまう前の、繁栄していた頃の町の姿をみたくなって、この映画を鑑賞。 当時流行していた歴史大作映画のつくりどおり、女性たちは皆驚くほど美しく、髪は完璧にセットされていて、着ているものは汚れ一つなくまさに「衣装」というかんじの美しさ。男性は筋肉もりもり、演技力というよりは顔と体でキャスティングしたな(笑) ストーリーも、あれ、そこでそんな行動したら当然バレるでしょう~とか、どうしてあなたにそれができる?みたいなつっこみどころ満載。 肉弾戦もいかにもな振り付けだ~。 だいたいはじめの残酷シーンからこの映画がどういう風にすすむのか見えてしまう、わかりやすい映画なんだな。 でもそれはそういう、リアリティを追わない時代の映画作りだったという気持ちで、つっこむこともこの映画の楽しみのひとつ、と思ってみれば、それはそれで最後までおもしろく見れちゃう娯楽映画なのでした。 そんな風にリアリティを追わないとはいえ、驚くのはポンペイの町並みのシーンの素晴らしさ。これは本当にいい仕事をしてました。遺跡をみたあとだからよけい、きっとこんなかんじだったんだろうなぁってわかる。 監督はマリオ・ボンナルド。でも彼は撮影の初めの頃から病気になり、実際にはクレジットされていないけれどセルジオ・レオーネが引き継いだとか。 セルジオ、、あのマカロニ・ウエスタン、「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」の監督のセルジオですよ! ちょっと興味あるでしょう? それからこの映画の三人のとびきりの美女ですが、ヒロインのクリスティーネ・カウフマン、この時まだ14歳だって! どうりでかつてのオリビア・ハッセーのようなあどけなさの残る透明感があるわけだ~。演技はまぁどんな場面でも落ち着きすぎている感がありますが(笑)美少女ということは確実。 のちにトニー・カーティスの奥さんナンバー2、になった彼女。 なんと「バクダッドカフェ」にも出演していました~。と一人で興奮! それからみてはじめてわかったのが、これがとてもクリスチャンな映画だということ。 ゆえにポンペイの円形闘技場でクリスチャンがライオンのあわや犠牲に!というシーンがハイライトのひとつで、これがなかなか見応えあり! ラッセル・クロウのグラディエーターの源流がここに!(笑) 古代ローマやポンペイに興味のある方には、みて損はない娯楽映画です。

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