マイアミ・バイス

MIAMI VICE/MIAMI VICE: BROTHER'S KEEPER

97
マイアミ・バイス
3.1

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(1件)


  • per********

    5.0

    フロリダ・バブルの時代

    当時観てましたですね。 このドラマの何が画期的だったかって、この徹底的にドライな 演出。 チャラけたところや笑いの要素がまるで無いんですね。 最初から最後まで大マジメ。 ロマンスとかそういうのもほとんどない。 (後半少し出てくるんだけど) 私はこのソリッドさが好きで結構観てたんだけど、 当時日本で人気あったのかどうだか知らん。 だいたい暗めの結末でシメる事が多かったしね。 ----------------------------------- マイアミが舞台で、2人の刑事が活躍する話なんだけど、 「活躍」 って書くのが赤面しちゃうくらい無愛想な ドラマですね。 毎回音楽界のスーパースターがゲストで出演するのがこの作品の 呼び物になってはいたんだけど、よくあるカメオ風の チャラけたチョイ役で出てくるんじゃなくて、 そういうゲストにメインのシリアスな役をやらせるのね。 犯人役とか敵の黒幕とか。 そんで全体の撮りも徹底して映画風のソリッドな撮りで一貫してて、 舞台はマイアミで当時の80年代の実に贅沢な洗練された場所とか 高級住宅街とか陽光眩しい高級ビーチとかばかりが出てくるんだけど そういう高級さやスノッブさの裏での汚い麻薬取引やコカイン中毒を 浮き彫りにしていく、 みたいな内容ですわ。 で、 この2人の刑事が洗練された高級で贅沢なスーツと高級車を 乗り回して捜査に当たるんだけど、このスーツも車も 高級地・マイアミでの捜査の為のあくまでもカモフラージュという 設定で、この見せ掛けの高級感が、 汚い裏社会の人間事情や ドロドロのドラッグ取引の世界をより一層際立たせていて なんとも当時としては画期的なTVドラマでした。 映画 「スカーフェイス」 の あの80年代のフロリダの過剰なきらびやかさとその裏の退廃を 毎週毎週見せつけられているような、 非常に異質なテレビ番組でしたですね。 ----------------------------------------- あと絶対に忘れちゃならんのは、 今アクション映画に限らず映画の中で拳銃を構えるってーと 右利きの場合、左ウデをかるく折って手の平上に向けて、その 左ヒジを胸に軽く付けるようにして、 その左の手のひらの上に 拳銃握った右手を乗せて、顔はかるくアゴ引いてやや傾け気味に 照準をのぞく、 ってのがだいたいみんな基本なんだけど これを、 この拳銃の構えをやり出したのがこの 「マイアミ・バイス」 が最初だったんですな。 ------------------------------------- このシューティング・ポーズを初めて見たときの衝撃。 その圧倒的なリアルさ。 犯人制圧にのみ特化した無駄のない動き。 これには本当にイチゲキ喰らった思いがしましたわ それまでのガンアクションは片手撃ちが圧倒的な 主流でしたからね。 たまに両手撃ちはあっても、 両手を均等に伸ばして身体は正面に向けて、 その身体の中心線で 伸ばした両手の先に掲げた拳銃を ホールドする、っていう なんかイマイチな格好だったんですね。 まあ当時TVでこのドン・ジョンソンが初めてこれを、 このコンバット型のポーズで銃を握った時のその 衝撃ったらなかったですね。 それまで両手撃ちはどっちかっつーと ダサダサなイメージやったからね。 たぶんブルース・リーが登場した時くらいの 衝撃は、あったんじゃないかなあ いやマジで。 このTV番組から始まったことなんだけど、 これ以降のTV界のみならず 映画での拳銃の握り方も、もう一気にこれ一色に なっちゃいましたからね。 その映画界全体への 広がり方のスピードも物凄かったね。 まあ当時 オトコはみんな全世界的に衝撃を受けたんですわ、 この両手撃ちポーズで少しずつ犯人に寄っていく ドン・ジョンソンの ブチ抜けたカッコ良さに。 ------------------------------- あと、音楽の気合の入り方も この番組は凄かったですね テーマ曲がヤン・ハマーで。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
マイアミ・バイス

原題
MIAMI VICE/MIAMI VICE: BROTHER'S KEEPER

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル