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マウス・オブ・マッドネス (1994)

IN THE MOUTH OF MADNESS/JOHN CARPENTER'S IN THE MOUTH OF MADNESS

監督
ジョン・カーペンター
  • みたいムービー 51
  • みたログ 213

3.56 / 評価:88件

世界が足元から崩れていく感じ

  • カーティス さん
  • 2020年1月10日 22時45分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

終末感漂うホラー映画。読む人を狂わせると評判のホラー作家が失踪。捜査を依頼された保険調査員がわずかな手掛かりからたどり着いたのは、小説に登場する架空の町だった…というストーリー。

とにかく雰囲気が秀逸な作品で、何が起こるのかわからない妖しげな雰囲気が全編を覆っています。(とくに真夜中に走る自転車のシーンは怖い!!)
フィクションが現実世界を侵食していく描写も、ハラハラドキドキという怖さこそないものの、じわじわとくる怖さがありました。まるで、自分の信じている世界が足元から崩れていくような、そんな感じ。

陰影の濃い画面や回想形式といった、40~50年代のフィルムノワールを彷彿とさせる様式が特徴的。古くさいといえばそれまでですが、本作の妖しげな雰囲気にはぴったりと合っていました。
古風な様式とは裏腹に、音楽は80年代風のロック調。不思議と合っていました。…なんででしょうね、不思議です。

とてもよく出来たホラー映画なのですが、唯一不満だったのは怪物の姿を見せてしまったこと。怪物の姿があらわになるホラー映画は個人的には好きなのですが、本作に関しては見せないほうが良かったのではないかと思います。怪物の造形自体は悪くありません。しかし、画面に映った怪物が観客の想像よりも怖くなることはまずないのです。
せっかくの不気味な雰囲気に水を差してしまっていたのが残念です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
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