あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(5件)
- カーティス
3.0点
ドルフ・ラングレン主演のスペースオペラ。魔王によって故郷を制圧されてしまった勇者が、逆転勝利の鍵を握る道具と共に地球へ逃れるが、魔王の刺客が追ってきて…というストーリー。 一言でいえば「大雑把」。そんな作品です。ストーリーそのものはシンプルなのですが、展開が大雑把で細かいツッコミどころをあげればキリがありません。 世界観にしてもそう。当時のヒット作のいいとこどりをしているのですが(スターウォーズやダーク・クリスタル、コナン・ザ・グレートなどなど…)、真似方が雑なので劣化コピーにしかなっていません。セットにしても小道具にしても特撮にしても、悪い意味で玩具のようで安っぽいのです。スタッフを見ると有名な方が揃っているのに不思議。 そんなゆるゆるな出来な映画を、キュッと引き締めているのが主演を務めるドルフ・ラングレン!…の筋肉!!筋肉質な男性が着てもコスプレのようになりかねない露出度の高い衣装を、難なく着こなせる圧倒的な筋肉がすてきです。剣を振り回すたびに盛り上がる上腕二頭筋にもうっとりとしてしまいます。 あと見ていて思ったのですが、ドルフ・ラングレンってけっこう端整な顔立ちをしているんですよね。ロッキーシリーズの敵ボクサーや後年の泥臭いアクションもののイメージが強くて今までは気にしてなかったのですけど、目鼻立ちが整っていてカッコいい。だから本作のようなヒロイックな役柄がなかなか似合っているのです。ちょっと目つきが悪い気もしますが、それはそれで味がありました。 残念だったのは敵が弱すぎること。ドルフ・ラングレンの存在感と筋肉に見合うだけの相手役がいないのです。名有りの敵は何人か出てくるのですが、皆外見以外の個性が薄く、おまけにたいして強くないのです。さすがにボスと女幹部は存在感がありましたが、戦闘力があるキャラクターではないので肩すかし。 せっかくのドルフ・ラングレンを無駄遣いしているようで、なんだかもったいなかったです。
- 一人旅
3.0点
ゲイリー・ゴダード監督作。 アメリカの老舗玩具メーカー:マテル社が開発・発売した「Masters of the Universe」を基にしたコミックをゲイリー・ゴダード監督が劇場映画化したSFアクションで、本作は北欧スウェーデン生れの筋肉俳優:ドルフ・ラングレンの初主演作となっています。 宇宙戦士:ヒーマンら正義の戦士達が宇宙征服を企む闇の魔王:スケルター率いる悪の軍団を相手に闘いを繰り広げていく様子を、地球人であるカップルを巻き込みつつ活写したSFアクションで、スーパーマン風のテーマ曲に乗せて、スターウォーズを意識したキャラクター&戦闘演出のもと宇宙の平和をかけた善vs悪の攻防が描かれます。 スケルターが指揮する戦闘部隊の風貌がストームトルーパーを彷彿させる等、本家スターウォーズを念頭に置いた作品ですが、舞台の大部分は地球ですし、如何せん予算が足りないのでB級臭溢れるSF映画となっています。それでも、醜悪なスケルターの特殊メイクやヒーマンの味方として活躍するドワーフの造形等は頑張っていますし、(筋肉を見せるために)防具を装備せずに闘うドルフ・ラングレンの勇姿も様になっています。
- ivo********
5.0点
ネタバレヒィマン!!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kei********
2.0点
所々でスターウォーズをパクっていて、出演者もそうだけど街並みや雰囲気がバック・トゥ・ザ・フューチャーっぽくもあったけど気のせいなのかな~? 原作は人気みたいですが、この映画は原作ファンの人は起こるでしょ。特に見所もなくつまらないです。☆5はありえないでしょう。
- ea0********
5.0点
バリバリの、スペース・オペラものの悪役の宇宙帝王が、現代に現れちゃったら……というオソロシイ発想が斬新!! ビル・コンティ作曲の音楽も、「ロッキー」とは様相の違うフルオーケストラで、テーマ曲も景気よく、これまた違った一面を見せてくれて斬新でした。 時空を越える機械を見て「日本製のシンセサイザー?」とか言うとこも笑えましたよ。 遂に軍団ごと現代に現れた帝王が、空中に浮かぶ路の上を進軍する様は圧巻!! ところで、TV「キャプテンパワー」のゲイリー・ゴダードって、こういう劇場映画も撮ってたんですねえ。 で、これは玩具から生まれた映画でしたっけ? 確かTV放映時に、解説者がそんな説明をしてた記憶があります。
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