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マタドール<闘牛士>・炎のレクイエム (1986)

MATADOR

監督
ペドロ・アルモドバル
  • みたいムービー 15
  • みたログ 53

4.50 / 評価:12件

鮮烈な赤!

  • bakeneko さん
  • 2010年7月28日 15時00分
  • 閲覧数 655
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

アルモドバル監督の日本初お披露目作品で、死に取り付かれるという特異な性向を持った男女の物語を原色カラーの色彩を駆使して、スタイリッシュ&サスペンスフルに描いた、“男女ドラマ&異常スリラー”の力作であります。

むかしむかし名古屋で、本作と「アタメ」の2本立てを一般の封切館で上映したことがありました。そしてその上映期間は何と2日!土曜から始まったロードショーは月曜日には他の作品に差し替えられてしまったのであります(もしやと思って初日に駆けつけて良かったなあーでも劇場側は最初どんな作品と思ったのだろう?)。
オープニングシークエンスから、初期のアルモドバル作品の特徴である“毒気満載”の作品で(確か10人近くの女性客が逃げ出した記憶が…)、特異な男と女の邂逅を殺人事件と絡めて見せるタッチは、見事な緊迫感に貫かれています。同時に赤を基調にした鮮烈な原色の色彩と光線の捉え方に、“毒の美しさ”を体験出来る作品で、ドラマチックな音楽と共に“奇妙な男女の物語”を盛り上げていきます。
男―ナーチョ・マルティネス、女―アサンプタ・セルナ♡は抜群の存在感で、“危険な魅力”を発散していますし、まだ若造だったアントニオ・バンデラスを見ることも出来ます。

悪趣味な仕掛けにアレルギーを起こさなければ、一直線に吸い寄せられる危険な男女のサスペンスをわくわくしながら楽しめる、芸術派&娯楽派共に満足の映画であります。



ねたばれ?
本作の刺激に耐えられるかどうかは、オープニングの部分で分かりますので、お気に召さない方は最初のタイトルバックで止めることが出来ます(繊細な方&お子様は最初から遠慮してね!)。

詳細評価

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