マックス、モン・アムール
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(4件)

ファンタジー16.7%コミカル16.7%ロマンチック16.7%切ない16.7%セクシー8.3%

  • あき

    3.0

    奇妙な愛

    大島渚作品ですが、反体制的でも過激な描写もありません。フランスを舞台にイギリス大使館夫妻のチンパンジーマックスをめぐるエスプリのきいた佳作。自分に愛人がいるのを棚に上げて、妻と愛人チンパンジーがどんな風に愛し合うのか悶々とする夫。人間の夫と可愛い息子がいるのにチンパンジーの愛撫を隠さない妻。自由になった事がなく、同じ仲間たちともなじめないマックスが夫人にみせる情熱的な愛。三人の奇妙な関係は面白かった。

  • rec********

    4.0

    本質的には慈愛に満ちたホームドラマです

    題材は禁断の愛でも本質的には大島独自の視線が射し込む慈愛に満ちたホームドラマです。 製作セルジュ・シルベイマン。凄いです。脚本ジャン・クロード・カリエール。やはり凄いです。 そして出演のマックス、マジで人が入ってんじゃないの?と見紛うくらいの天才チンパンジーです。 マーガレット役のシャーロット・ランプリングは実生活でも二人の男性と同時同棲してた経験もあるとか。 まさにハマり役です。

  • hai********

    5.0

    大島先生 さようなら

     トリスタンとイゾルデのお話をご存知か? マルク王はアイルランドの王女イゾルデと婚約するが、 お気に入りの騎士トリスタンにイゾルデを寝取られてしまう。 しかし、この話、よく調べると不思議なことが多い。 マルク王はトリスタンとイゾルデがあえて不貞を犯すように 仕向けているようにも見えるのである。 男女の仲とは摩訶不思議なもの。 「浮気するような不誠実な妻とは即離婚だ!」これならよくわかる。 「一度の過ちなら許してやろう。お前を愛しているから」これもわかる。 しかし、あえて妻に浮気をするよう仕掛け、 妻に裏切られる葛藤や、相手の男への嫉妬にもがきくるしみ、のたうちまわるのを快楽とするというアナーキーなエネルギーに満ち満ちた男たちがいる。 いわゆる「寝取られどえむ」という男たちである。  世にこのようなネトラレ癖を、イゾルデを巡って、トリスタンとあえての三角関係になったマルク王にちなみ、「マルク王コンプレックス」ともいう。  さて、本作の三角関係の中央は、当時退廃美の極致といわれたシャーロットランプリング。彼女を取り合うのは、かたや人間の男、かたやおさるのオスである。  映画評論家の淀川長治先生は、当時、本作を評して「大島くんも大人の映画を撮るようになったねー」と大絶賛しておられた。 淀川先生は映画評論だけではなく、男女の性愛を描くアンダーグランド文学の世界にも造詣の深いお方。 フランスのアングラ文学やアングラ映画には、どえすだとかどえむだとかおへんたいとか、あるいはネトラレだとかネトネトぱぴゅぱみゅだとか、極めて奥の深い男女の物語が多い。  さすが淀川先生。 大島渚監督が、奥深い性愛のアンダーグラウンドな世界を、お猿の寓話に仮託して、恋愛の本場フランス人に、こともあろうかフランス映画として、ぶっつけてきたことをしっかり見抜いておられたのである。 大島渚監督が亡くなった。 私は、氏の代表作として、「日本の夜と霧」でもなく「愛のコリーダ」でもなく、ましてや「戦場のメリークリスマス」や「御法度」でもなく本作を挙げる。  哀しくも滑稽な男女性愛の深淵をお猿のファンタジーとして一本の映画にしてしまったという点で、アナーキーな大島先生の矜持ここにあり、と思うからである。 心より大島先生のご冥福をお祈りいたします。 大好きな大島先生 さようなら。  合掌

  • 山下晴代

    2.0

    皮肉にも、「動物愛護」の映画に……

     最近、ある機会から、この映画を観ることになった。1986年の最初の上映当時、観ていたが……。だいたいのストーリーは記憶にあったが、具体的な場面はすっかり忘れていた。  本作は、権力に反抗する姿勢から出発した大島渚のエネルギーがだいぶ落ちてきたときの映画である。  『愛のコリーダ』で、センセーショナルな題材を発表し注目された大島が、「センセーショナルであらねば」という強迫観念から作ったようにも思える作である。  チンパンジーへの愛ということで、「獣姦」のテーマをほのめかしたかったのだろうが、改めて本作を見直してみると、皮肉にも、「動物愛護」の映画になってしまっていた(笑)。  とりたてて、今観ることに、ほとんど意味のない映画であるが(そのためかどうか、本欄のレビューもゼロであったのだが)、特筆すべきものがあるなら、田舎のネーチャン的な「お手伝いさん」役の、ビクトリア・アブリルが、のちに、アルモドバルの、それこそ、もっとセンセーショナルな映画のヒロインとして登場することである。だから、どんな映画にも、それなりの、「見るべきもの」はあるのかな……。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
マックス、モン・アムール

原題
MAX MON AMOUR

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日
-

ジャンル