あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(63件)
- s_w_l_j
4.0点
戦地の医師たちの悪ふざけなんだけど、なんか楽し言うより寂しさと言うか、諦念というか、そんな荒涼とした印象が残る不思議なコメディ。
- ech********
4.0点
舞台は朝鮮戦争ですが、中身はほぼベトナム意識です。デタラメ軍医グループが次々と軍規を乱すようなハチャメチャを繰り返しますが、それぞれのハチャメチャは独立しているので全体を通じたストーリーはありません。 テンポもいいし、やることも想定外なのでかなり面白かったですが、本来のブラックはあの時代のアメリカ人じゃないとわからないでしょうね。
- エル・オレンス
3.0点
ベトナム戦争が泥沼真っ只中の時代に公開されたことが、当時、数多くの賞を獲得した一番の要因だと思います。 全体的にブラックコメディの枠を遙かに越えて、おふざけ&悪ノリにドン引き、不快にすら感じます。 コメディのノリが自分に全く合わないのが致命的でした。 あの尻すぼみラストも、どうなん。 魅力は、哀愁漂うテーマ曲『Suiside is Painless』と、当時36歳の若きドナルド・サザーランドの好演。もの凄くハマっています。映画本編はともかく、間違いなく彼のベストでしょう。 ================================= ★1970年アカデミー賞 脚色賞受賞 (※作品賞ノミネート) ★1970年ゴールデングローブ賞【ミュージカル/コメディ】 作品賞受賞 ★1970年カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞
- kak********
4.0点
実質的なドナルド・サザーランドの出世作である。痛烈な戦争批判映画が似合うので「針の眼」や「鷲は舞いおりた」などで持ち味を発揮しているが、その原点が本作品だと言っても過言ではない。 物語は朝鮮戦争下の米軍移動野戦病院が舞台となっているが、その位置関係や当時の戦闘状況には詳しく触れず、もっぱら戦争を題材としたブラック・ユーモアになっている。 共演は当時新進気鋭のエリオット・グールドで「サイレント・パートナー」など主役でも脇役でも一癖ある役が得意の俳優だ。他にも多くの新人を起用して現実味を出した結果、低予算映画での大成功となった作品である。 監督のロバート・アルトマンはTVシリーズで大ヒットした「コンバット」の制作にかかわっているので、コメディ色が強いにもかかわらず、現場が忠実に描かれていて臨場感が良く出ている。 お色気シーンも折り込まれているのに、テーマがシリアスなためかアッサリとした出来になっているのも好感が持てる。 結局、当時の世相を反映してベトナム戦争の批判とかがテーマと言われているが、単純にコメディ映画として見ても大いに楽しめる。 日本人にとっては、ラジオ放送で流れる流行歌や、日本が舞台の一シーンが気になる所だが、全て笑って済ませるしかないと思う。
- yam********
2.0点
過去に数回鑑賞を試みましたが、途中で断念してしまった経緯があります。今回は、休憩を数回はさみながら鑑賞を終えました。一応、ブラックジョークの効いたユーモアが笑える名作であるというのを本で読んで、興味を持ってはいました。古い作品に対しての拒絶反応はない方なので、楽しめるかなと思っていたのですが、どうにもしんどい。 最後まで見れば何かがあるかと期待し、がんばりましたが、何をどう笑っていいのか、持て余してしまう映画でした。たまたま自分には合わなかっただけなのか。70年代初頭の風刺映画。きっと、その時代背景への理解が必要なのでしょう。古い風刺映画を見るということ。これが、けっこうな苦行であると知ることができました。ふざけた映画をまじめに作っているという空気は感じられます。☆2個にしました。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
アカデミー賞第43回
ゴールデン・グローブ第28回
カンヌ国際映画祭第23回