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魔笛 (1974)

DIE ZAUBERFLOTE/TROLLFLOJTEN/THE MAGIC FLUTE

監督
イングマール・ベルイマン
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  • みたログ 21

4.10 / 評価:10件

モーツァルトとベルイマンの最強オペラ☆

  • Kurosawapapa さん
  • 2015年6月18日 7時04分
  • 閲覧数 744
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

モーツァルトが生涯の最後に完成させたオペラ「魔笛」。

エマヌエル・シカネーダーの台本をイングマール・ベルイマン監督が改編、
原作のフリーメイソンの秘儀的な部分を大幅に削り、 “愛” をメインに歌い上げた。


本作は、オペラ上演を撮影しているという設定になっているが、
実際の舞台映像の他にも、屋外撮影、スタジオ撮影、合成画がリンクされており、
その奥行きある映像が、なんとも素晴らしい!

カットが効くので、オペラを途切らすことなくシチュエーションが変化。
モーツァルトにベルイマンの演出が加わり、雅趣に富んだ映像を作り上げている。

また、時々観客の少女(ベルイマン監督の娘)が映し出され、拍手も聞こえ、
あたかも自分が観客席に座っているような臨場感も備わっている。


オペラを奏でる登場人物は、
・正義感溢れる王子 タミーノ
・聡明な姫君 パミーナ
・陽気な鳥刺し パパゲーノ 

皆、アップで映し出されることが多く、 歌声 と 表情 がダイレクトに伝わってくる。

ソプラノ歌手の最高音かつスピーディーな超絶技巧コロラトゥーラや、
パパゲーノとパパゲーナの二重唱「パパパパ、、、」など、
オペラ・ファンならずとも楽しめる楽曲。

ストーリーも、
・王子による姫君の救出劇
・善玉と悪玉の入れ替わり
・修行そして試練 と、
ダイナミックナなシークエンスは「魔笛」ならでは。

陰鬱な詩情を醸し出すベルイマン映画の中では、
最も “陽” を感じさせる作品☆

人徳、 礼節、 叡智、
そして “愛の力” が前面に押し出されているので、
最後まで安心して見ることができます。

モーツァルト と イングマール・ベルイマン、
天才二人の最強コラボによって生まれた名作。

なんとも優雅な気持ちにさせてくれる逸品です!

(INGMAR BERGMAN:No10/14 )
今作の監督キーワード:「舞台と映像のW演出」

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