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真昼の暴動 (1947)

BRUTE FORCE

監督
ジュールス・ダッシン
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3.60 / 評価:5件

ランカスターデビュー2作目

  • 夢童隣寝 さん
  • 2014年4月23日 19時46分
  • 閲覧数 479
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

バート・ランカスター主演のデビュー第二作目
ジュールス・ダッシン監督、リチャード・ブルックス脚本

製作から9年後の1,956年リバイバル、1957年日本公開
第一回非米活動発公聴会(レッドパージ1947)の標的にされた一篇
当局の描かれ方がまるでナチ独裁政権を彷彿させるからだろう

日本で10年間お蔵入りから開放され劇場公開された理由は
?本国でのリバイバルに便乗した
?・空中ぶらんこ、・OK牧場の決斗ランカスター人気が追い風に
?風化されないテーマが明確で起伏ある展開、躍動感を持っていたから
?製作当時マイナーだったユニバーサル社がメジャーに昇格した勢い

刑務所内(インサイド)が進行形、一般社会(アウトサイド)は回想
心の隙間に入った出来心や運命の悪戯とか優しさが仇になった等
囚人が決して他人とは思えない、彼等の立場は対岸の火事ではない
説得力を持った~明日は我が身みたいな~描写なのだ…と私は思う。

刑務所内の食堂で上映される・卵と私 The Egg and I(1,947)は
男たちが投獄される前に社会(アウトサイド)で女たちとの想い出を暗示。

熱血漢型で囚人のリーダー格=ジョー・コリンズ(ランカスター)
所長の座を狙う偏執症的に残虐な看守長マンジー(クローニン)
白髪交じりの思慮深い囚人ギャラガー(ビックフォード)
飲んだくれだが冷徹な医師ウォルターズ(アート・スミス)
ジョーが回想する病身の妻ルース(アン・ブライス)
他にハワード・ダフ、ジェフ・コーリー、サム・レーベン等が囚人
看守のジェイ・C・フィリッペンはアンソニー・マン映画常連
人物キャラ描写も配置も万全な構えであるのが嬉しい。

抑圧、友情、密告、制裁、私刑、脱獄、内部抗争、報復がキーワード
ノワールの型にメロドラマ&サスペンスを加えた社会派ドラマ傑作

ランカスターのデビューはモノクローム(Black&White)&スタンダード
其の後、テクニカラー(イーストマンカラー)への転換期
ビスタビジョンやシネマスコープと70mmステレオ音響
芸幅を広げて大スターに成長したランカスターのキャリアは
ニーズに応えた映画産業の成長変遷とピッタリ重なる

I Walk Alone(1,948)、All My Sons(同)、Mister 880(1,950)
Jim Thorpe – All-American(1,951)が戦後混乱期で劇場未公開・・・DVDで復活したら鑑賞したい

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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