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幻の女 (1944)

PHANTOM LADY

監督
ロバート・シオドマク
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  • みたログ 13

4.00 / 評価:5件

The night was young, and so was he…

  • bakeneko さん
  • 2019年12月25日 9時26分
  • 閲覧数 166
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    • 総合評価
    • ★★★★★

推理小説番付では必ず上位5に選ばれる―ウィリアム・アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)の原作の唯一の映画化版で、原作を大幅に改変してしまったことでも有名な作品であります(原作を読んでから観ましょう!)。

冒頭の―“夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった…”から流麗な文&精緻な描写に惹きこまれる名作を、1942年の発表の2年後の1944年に映像化したもので、犯人こそ同じですが映画版はヒロインの危機を盛り上げるために原作を大胆に変更して早々に犯人を提示してしまっています。
デビューしたばかりのエラ・レインズの体当たり演技や、フランチョット・トーンの多重演技も見所ですが、本人役?で歌を聴かせてくれる当時のブラジルの歌姫:オーロラ・ミランダや特技を生かしたドラマー役のエリシャ・クックJr.の演奏など脇役の見せ場も愉しめる作品で、当時のアメリカ風俗は流石に本当にその時代だったリアリティが出ています。

原作を読んでから映画版を観ることをお勧めするほど、オリジナルの小説の文体と構成が素晴らしい作品ですが、映画版では孤軍奮闘する素人探偵のヒロインの活躍に、後に影響を受けて作られた「夜の罠」(若尾文子)や「日曜日が待ち遠しい!」(ファニー・アルダン)の元ネタを見出すことが出来ますよ!

ねたばれ?
原作の完璧な出来栄えに気落ちしたのか、ハリウッド映画版は本作一本のみですが、日本のTVドラマでは1962年から5回も映像化されています(角梨枝子、岸田今日子、樫山文枝、水沢アキ、十朱幸代らがヒロインを演じています♡)

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