マリーナ
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(1件)
- 好美三朗
5.0点
今後誰もレビューを書かないと思われるので敢えて。絶対君主的父親に深い心的外傷を受けた主人公は成人しても夫にも不倫相手の恋人にも理解されずやがて壊れていく。それを詩的な言葉遣いと心象的映像美で巧みに綴ってゆく。徐々に燃えていく家の中、ラストの電話に答える夫の非常の言葉、「家にはそんな女はいませんよ。」、そしてドアをバタンと閉めて一瞬ほくそ笑む男。ドイツ国内の映画賞を受賞しただけの秀作ではある。ただ娯楽性が皆無。故に万人にお勧めできる作品ではない。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。