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マルクス兄弟デパート騒動

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5.0

3人のハーポ

1941年。マルクス兄弟。大手デパートの身売り話に絡んで、身の危険が迫る株主を守る友人(チコ)と探偵(グルーチョ)と探偵の部下(ハーポ)。株主はたまたま歌手でもあり、恋人もいて、例のごとく歌と恋と笑いで飽きさせない展開。最後のチェイスでは撮影速度を変化させながらスピードと迫力を出してます。人がやたらと宙を飛ぶ。 他人の言葉を文字通りに捉えて対話で楽しませるグルーチョ、すばらしいピアノのチコ、形態模写のハーポのそれぞれの見せ場が満載。とくにハーポは近くにいる人をことごとく過剰に模倣していき、しまいには自分自身がわからなくなっています(二つの鏡と三分裂)。 デパート内を踊り歩くミュージカルシーンもすばらしいし、申し分なし。

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