マルクスの二挺拳銃
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(5件)

笑える27.3%パニック18.2%コミカル18.2%楽しい18.2%勇敢9.1%

  • qaz********

    4.0

    ビデオ

    2000年にNHKのBSでやっていた「夕暮れシネマ」で本作と「デパート騒動」が放送されビデオにとりました。でも、今は行方不明だし、あっても見れない・・・。

  • tra********

    5.0

    お馬鹿映画の元祖。マルクス兄弟w

    マルクス兄弟の作品の中で、いえ、ナンセンスギャグ映画として最高傑作といわれているのが「我輩はカモである」でありますが、私的に最もツボったのが、実はこっち「二挺拳銃」の方ですね。 西部開拓時代、一攫千金を目論む怪しい奴らが金を掘り当てようと西へと向う。 グルーチョのマシンガントークがいちいち笑える。彼の台詞の全てがギャグだ。ハーポのパントマイムも絶品。一切しゃべらないくせに一番やかましい。そして彼の奏でるハープがギャグ映画にあってめちゃくちゃ美しいんだ。そしてチコ。ハーポとの絶妙なコンビはM-1に出したいぐらいだ。彼は劇中にピアノを弾くのだが、名演奏だ。ただうまいだけでなく、妙に器用な動きをする右手の指に注目だ。指が鍵盤の上を踊るんだよ。 チャップリンは笑いに風刺を織り込んだけど、こいつらの笑いは徹底したお馬鹿。これほど昔に、こんなお馬鹿映画のために、これほどのエネルギーをつぎ込むのかと驚くほどの大掛かりだよ。走ってる汽車を丸ごとギャグのためにぶち壊しちゃうしなぁ。私は最初から最後まで笑いっぱなしだった。唯一ハーポのハープの演奏だけは笑うことを忘れて聞き惚れたけどね。 ただ、ギャグのツボは万人共通じゃないから、観る人全員が笑えるかといえばちょっと自信がないな。グルーチョのギャグは、彼のトークに慣れてないと、ちょっと早すぎて笑うきっかけが掴めないかもしれない。ハーポの人をいじりまわす笑いはちょっとしつこ過ぎて、うざったいかもしれない。チコのギャグはちょっとベタ過ぎるかもしれないね。 こいつらのギャグは文章では説明できるもんじゃない。ただ、ただ観て笑って欲しい。昔ドリフで笑った世代ならドリフの元ネタがマルクス兄弟の作品にあっちこっちにあることに気が付くだろう。 まあ、どれでもいいや、マルクス兄弟の作品観てごらん。1本、2本と見ていくうちに病みつきになること受けあいだ。こいつらの破壊的なギャグには麻薬的な可笑しさがある。ついつい他の作品にも手が伸びてしまうんだな。 で、私のマルクス兄弟の一番のお気に入りは最初にも言いましたが、この「マルクスの二挺拳銃」。お勧めですよ。

  • ********

    5.0

    動いているものを止めてはいけない

    1940年。マルクス兄弟。原題「マルクス兄弟 西部へ行く」。「鉄道」「利権」「若者の恋」という西部劇のお約束をマルクス兄弟が換骨奪胎。特に最後の列車と馬車の競争はすばらしいです。CGでもこれだけのスピードと迫力とおもしろさはでない。人間の体だけで映画はここまでできる。 お互いに金のことでだましあう3人が共通の敵に対して協力する。それはよくある話ですが、ここに描かれているのは資本主義とそれをこえる「流れ」です。冒頭で3人はお金のやりとりで詐欺合戦のようなことをします。1ドルの代金に10ドル払って9ドル返金させる。しかも払った10ドルにひもがついていてそれも戻ってくる。肝心なのは、とにかく金が動いていること。少しでも多く払わせるのは資本主義の鉄則ですから、ここでは3人の詐欺はルール通りなのです。 しかし資本主義のミソはその「流れ」を誰かがどこかで止めて貯めこみ、ゆえに格差が生まれること。映画でも悪党がでてきて、彼等はすべての「流れ」をとめます(金、列車)。3人のそれだけで面白いはちゃめちゃぶりはすべて「流れ」を止めるものへの抵抗、つまり、資本主義をその先へと飛び越えることなのです。すげーぞマルクス兄弟。 自ら動き回る3人が、動いているものは加速させ、止っているものは動かしていること。ここにご注目ください。

  • fbx********

    3.0

    才能という巨大な物

    まさにモンスター。三人(四人の時もあり) 寄ればって感じで、息をつかせない。 チャップリンも驚嘆した才能がここにある。 でも、私は「オペラが踊る」の方が好きなので・・・ 高評価を下げてすみません。 でも、マルクス兄弟好きがたくさんいてくれるのは嬉しいね。

  • tis********

    4.0

    時代を楽しむ。楽しさ味わう。

    一攫千金を夢見て一路西部へ。 マルクス兄弟がテンポ良くそしてコミカルに進む。 笑いというものを求めて映画を観ている事が多い。 この時代もそうだったのかと感心するばかりだ。 チャップリンの独裁者あたりと同時期のこの作品、とても楽しい。 マルクス兄弟のグルーチョとハーポが繰り出すギャグ。 しゃべりまくるグルーチョ、この台詞もいちいち面白い。 まったくしゃべらないハーポ、パントマイムで笑いを取る。 この「しゃべらない」キャラクターが何故か一番うるさい存在なのだ。 チコはグルーチョとテンポの良いトークを繰り出す。 ストーリーを追いかけてどうのこうの言う映画では無く、 ただリズムの素晴らしさと手作りの素晴らしさに圧倒された。 チャップリンを引き合いに出したのはその作風では無く、演じる役者の器用さである。 この当時の役者さんの並々ならぬ努力と才能を感じた。 ピアノを弾くシーンがあるが、あまりの上手さに感激。 コミカルな演奏なのだが、一切の加工のない映像に満足。 指の動きが素晴らしく、聞き入ってしまった。 チャップリンも劇中に彼でなくてはできない器用さを魅せていた。 かくし芸大会の堺正章も器用だが、劇中での圧倒的な支配力はこの時代その比ではない。 とにかくベタベタの笑いの連発だが、癒される。 汽車に敵を追いかけて乗り込み、ドタバタをおこす。 この汽車のシーン、派手なCGなど無い時代に考えた末のアクション。 列車の上を走りまわり、看板にぶつかったり、 看板と共にぐるっと回ってみたり。 建物を丸ごと壊し、突き進むシーンなど、迫力満点。 作り手が楽しませよう、驚かそうと必死なのが伝わる。 器用な兄弟の能力を存分に魅せてくれる。 圧巻はハーポの奏でるハープ(オヤジギャグではありません) 吹き替えかも知れないと思ってみていても、見入る。 聞き入る。 他のレビュアーさんのレビューを読んで納得。 なるほど本当に弾いているようだ。 作品の作りも流れが心地よく、このハープのシーンの挿入など、 映画がだれることなくすんなり入り込む。 沢山の映画が作られていく基本を観たような気がした。 アイデアと工夫、演者の努力が白黒の映像に焼きついている。 大爆笑があるのかと言えばどうであろう。 これだけ沢山の娯楽が溢れる現代には物足りないかもしれない。 しかし、このマルクス兄弟に会う為に劇場に集った人々を魅了した事は安易に想像できる。 このような「教科書」ともいえる作品があるからこそ、 今も尚映画が進化していくのだろう。 どんなに進化しても原点は変わらない。 マルクス兄弟が笑わせてくれた現代のおっさんは深くそう思った。 まだまだ続く映画との旅。 手に取ったこの映画にあった確かな熱意。 観てよかった。 笑えた。 他の作品も観たが、この作品が最も楽しめた。 机の引き出しを閉めると他が飛び出てくるあの笑い。 ここがツボでした(笑) もう一回観よ~っと♪

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
マルクスの二挺拳銃

原題
GO WEST

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
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