まわり道

FALSCHE BEWEGUNG/THE WRONG MOVEMENT/FAUX MOUVEMENT

100
まわり道
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(6件)

知的50.0%不思議33.3%ロマンチック16.7%

  • sko********

    4.0

    ヴィム・ヴェンダース版のドライブ・マイ・カー

    懐かしいヴェンダースの映画が上映されるというので、足を運びました。まわり道は、初めて観ましたが、登場人物それぞれの苦悩、不安そして、ささやかな希望の光も最後に描かれていて、とても深く考えさせられる映画です。現代に生きる自分をこの映画を通して改めて内省できたような気がします。ドライブ・マイ・カーは、チェーホフの芝居が劇中劇として描かれていますが、こちらの映画は、ゲーテの作品がベースになっています。ドライブ・マイ・カーを最近観た方に特にお勧めします。なお、ナスターシャ・キンスキーはこれがデビュー作だそうですが、とても魅力たっぷりです。

  • mai********

    3.0

    自分を見つめ直すまわり道

    見つめ直しがうまく行ったのかどうかはわからないけれど 作家にと願う彼にとっては、人と交わり、言葉を交わし、経験した事は きっと無駄ではないんだろうとしか言いようがない。 もの凄い遠回りで、自己を見つめ直すとか見聞を広めるとか 果たしてできたかどうかはわからないけれど 出会った人たちと共有した時間はかけがえのないもののはず… 違うだろうか? 身になったのではないだろうか? そもそも何の役にも立ってないかもしれないのか? 良いんだと思う。 道は一つじゃない。 どんなに回り道をしても いつかどこかに辿り着くんだろうから。 このゆとりが今の世になくなっているのが悲しいことかもしれない。 2022年1月3日シネマテークたかさきで鑑賞

  • go0********

    3.0

    やっぱりヘルツォークの方が好き

    ヴェンダース本人が言う通り、ショットの端々に小津の影響は見てとれる ただ、字幕のせいだろうか、演劇的なある意味わざとらしい台詞廻しによるシュールさのせいか、何故かつげ義春を思い浮かべた 全くセリフのないナタキン、存在感はこの頃からバツグンです この眼力(ヂカラ)は、やはり父親譲りのモノでしょう が、70年代に関しては、ヘルツォークの方がいいですね

  • 一人旅

    2.0

    あ、そっち系のロードムービーでしたか・・

    ヴィム・ヴェンダース監督作。 予想とは違い、哲学的要素の濃いロードムービーだった。 ストーリーはあって無いようなもので、イベントも特に起きない。 登場人物たちのセリフや心情を読み取ることで何か感じることもできそうだが、純粋にロードムービーを楽しみたい人にはあまりオススメできない。 『パレルモ・シューティング』を思い出した。 テーマは違うけど雰囲気は似ている。

  • ********

    4.0

    観察、体験、書くこと

    1974年。ヴィム・ヴェンダース監督。作家をめざす青年の、元ナチスの男とその孫娘や女優、詩人らとの旅。ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』を元に、書くことをめぐる由緒正しい映画です。 映画製作当時の文脈を濃密に意識した政治映画、としてみたほうがわかりやすいかも。主人公たちの会話はしきりに「政治と文学」「政治と自然」に向かいますが、それはドイツの戦後の総括にみえてくる。資本主義が芽生える時期のゲーテの書くことへの悩みとはまた別の、戦後ドイツ青年の書くことの悩み。 大まかにいえば、「観察すること」→「体験すること」→「書くこと」のそれぞれの段階に苦しみがある。一歩前進するたびに失われるものがあり、それを強烈に意識する主人公。「観察」から「体験」へは性への耽溺と引き換えの裏切りがあり、「体験」から「書くこと」へは作品と引き換えの別れがある。そして「失われたもの」に耐えられずに、当初の自由な状況へと戻るために旅を続ける主人公。 車や電車に乗っていると雨が降る映画でもあります。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
まわり道

原題
FALSCHE BEWEGUNG/THE WRONG MOVEMENT/FAUX MOUVEMENT

上映時間

製作国
西ドイツ

製作年度

公開日
-

ジャンル