あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(3件)
- 一人旅
5.0点
ジャン=ピエール・メルヴィル監督作。 ニューヨークを舞台に、失踪した国連代表の行方を追う二人のフランス人を描いたサスペンス。 フランスの名匠:ジャン=ピエール・メルヴィルが監督・脚本・撮影・主演をこなしたフレンチフィルムノワールで、NYの国連会議を欠席し謎の失踪を遂げたフランス代表の男の行方を追うAFPのフランス人記者&相棒のカメラマンによる捜索劇を描いています。 舞台女優や歌手、踊り子といった、行方不明のフランス代表の男と関係のあったキーパーソンの女達に順に聴き込みをしていく二人のフランス人の夜の彷徨を描いていますが、舞台がニューヨークでしかも探偵モノの様相であるため、これがれっきとしたフランス映画であるという事実に驚かされます。 ネオン煌めく夜のマンハッタンの風景と、全編を彩るモダンジャズのメロディが気怠く退廃的なムードを作り出していて、とりわけ映像&音楽面についてとびきり一級の出来栄えとなっています。 夜のマンハッタンをひたすらに彷徨うフランス人コンビによる地道な捜索劇&失踪事件の真相を描きつつ、矜持を堅持する良識的な記者&目先の欲望に目が眩むやさぐれカメラマンの心理的相克でも魅せてくれる仏産NY派ノワールの佳作で、監督だけでなく演者としての才覚を兼備したジャン=ピエール・メルヴィルの落ち着き払った芝居が様になっています。
- bakeneko
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - qaz********
4.0点
日曜にGEO経堂店で準新作・新作100円セールをしていたのでパッケージに惹かれてレンタルしました。 内容はシリアスなドラマですが冒頭のタイトルバックから隠し撮り感が満載です(笑)。 いかにも素人的な撮影ですが昔のニューヨークの貴重な記録になっています。
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