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ウィッカーマン

ウィッカーマン

THE WICKER MAN

88

Amaterasulover

4.0

フォークミュージカル楓、ホラー。笑。。。

クリストファー・リー、プロデュースの 世界的カルト映画です。 才能あると思うんですよね、 あの、ドラキュラのクリストファー・リー。。 あ、そうそう、あらすじは、、、 他のレビューを見てね。笑。 場所はイギリスの北部の離島。。 キリスト教以前のケルト民族のペイガニズムの島が舞台で、 現代における宗教の主従関係の逆転で、 社会における宗教支配がテーマ。 キリスト教徒が異教徒を迫害せしめる映画は多々あるが、 現代イギリスにおいて、 異教徒がキリスト教徒を迫害し、 生贄に捧げるという構図が面白い。 結局、宗教だの神だの言っても、 政治と同じように数の論理で支配が決まるという矛盾。 まあ、つまり宗教なんてものは政治と同じと言う皮肉。。。 キリスト教徒の警部が、 異教徒に対して「おまえらの神などいない!」と否定するという構図。。。 それはつまり、言葉を返せば、 「俺らの神もいない!」ということでしかないという皮肉。。 神が「いる、いない。」ということは、 余計なお世話で、本人が信じていれば居る、 信じていなければ居ない。 つまり、異教徒の神を否定することは、 自分の神も否定することになる、、 それに気づかず、、宗教戦争をしてきた人間達。。 数の論理でキリストか仏陀かアラーかなど、 神の存在が決まるという人類の歴史で累々と行われてきた 宗教戦争なんて馬鹿げたことを思い出させる。 でもって、人々が信仰する神にも流行があったりして、、ね。 芸能人かよ、神は、、なんて思ってしまう。 さて特筆すべきは、この映画のトーン&マナー、、、。 フォーク、ミュージカル風の、、、ホラー。。。 こんな映画見たこと無いよ。 でもね、とっても魅力的だよ。 牧歌的な、お伽話が、、、、 実はもの凄いホラーだったというのと 同じくらい、良いです。。 このフォークソングは、 キリスト教以前の ヨーロッパやケルト文化にヒントを得て 創られたものばかりで、、 のどかなんだけど、、 とっても怪しくて、、 エロスがあったりして、、 「♪だーれが殺したクックロビン♪」とか「 ♪行きはヨイヨイ帰りは怖い~♪」ってフレーズを 思い出しちゃったくらい。 バーの娘ブリット・エクランドが唄う 「ウィローズ・ソング」は、 フォークなんだけど、 とってもエロい。。 「♪ヘイホー、ヘイホー、私の部屋に来て♪」と、、 見事な全裸で唄う姿は、思わず、、、 「寝てみたい。」と思ってしまいます。 若い美しいブロンドの女の子の全裸大開脚。。。 「♪ヘイホーヘイホー私に会いに来て♪」。。 拒む意思は、私にはこれぽっちも無いですね。 怪しくもどこかのどかでエロチックな映像で、 不気味な雰囲気。。 2006年にニコラス・ケイジ主演、ニール・ラビュート監督で リメイクもされているようだが、それも観てみるか。。 簡単なレビューでしたが、 カルトではロッキーホラーショウと 同じくらい超有名な映画です。 一見の価値はあり。?

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