ウィッカーマン
まむしむら
4.0点
ミッドサマーのヒットで注目された、1973年の英国フォークソング満載ホラー。 芝居はクラシカル、怖さは皆無だがレトロさと悪趣味は楽しめる。 祭りの時のクリストファー・リー様がオモシロカッコよすぎなんだが、主人公が必死なもんでそれどころじゃない空気感でやきもきする。 しかし宗教の問題も強くアピールされているため安っぽさはなく、信心深い主人公の自覚のない傲慢さが強く印象に残る。 彼は神の国へ行けたのだろうか、それとも場所が変わればそこに彼の神は存在しないのか。 この年この島が大豊作だったら笑える。
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