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未完成交響楽 (1959)

DAS DREIMADERLHAUS

監督
エルンスト・マリシュカ
  • みたいムービー 5
  • みたログ 13

4.67 / 評価:3件

主人公がハンサム過ぎる様な気が...

  • bakeneko さん
  • 2010年9月13日 10時30分
  • 閲覧数 342
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

1916年のウイーンでの初演以来今でも上演され続けている音楽劇(シングシュピール):「三人姉妹の館」を、「プリンセス・シシー」のエルンスト・マリシュカが脚色&監督した、オーストリア文化とオペレッタの豊潤さを堪能出来る音楽映画の良作であります。

まずいなあ、この邦題!
多分このタイトルだけ見た半数くらいの人が、1933年製作の同名の邦画題名映画(原題は:原題Leise flehen meine Lieder)と勘違いするんじゃないかな。
本作の原題はDAS DREIMADERLHAUS―(三人姉妹の館)で、静謐な戦前作とは異なる、軽妙な語り口が“古き良きオペレッタの朗らかな味わい”を楽しませてくれる作品となっています。
オーストリアの名作オペレッタを、国民的人気監督マリシュカが製作したのですから、自由に撮ることが出来た宮廷やウイーン郊外の丘陵の緑滴る映像等の贅沢なロケーションは目の覚める様な美しさですし、マグダ・シュナイダー(ロミーのお母さんでオーストリアの国民的名女優)を始めとした“シシー”シリーズの名優達に、当時の音楽界の第一人者(ルドルフ・ショックとエーリッヒ・クンツ&ウイーン少年合唱隊からの選抜)といったこれまた贅沢な競演を楽しむ事が出来ます。
そして絶え間なく引用される音楽も、お馴染みのものからちょっと通好みのものまで多彩で、観客が期待する豊かな音楽的体験もちろん出来ます。また、劇中の引用曲目が日本人とオーストリア人で微妙に違っている事(両国での人気曲の違い)も興味津々で、日本ではとても有名な幾つかの曲が出て来ませんし、逆にあまり有名でない曲が使われていたりします。
そして、主人公(エーリッヒ・クンツ)とヒロイン(ヨハンナ・マッツ)が共に“オーストリア的美形”ですし、挟み込まれる喜劇モチーフも、オペレッタを観た方は共通性を見つける事が出来ると思います。

美しい映像と一流の音楽を家族で楽しめる明朗な音楽ドラマで、本物のオーストリア文化を満喫出来る良作であります。

ねたばれ?
この時代の御夫人の服装は(下着姿も含めて)華やかで良いなあ(ご免なさい)。

詳細評価

物語
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音楽

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