ここから本文です

ミザリー (1990)

MISERY

監督
ロブ・ライナー
  • みたいムービー 343
  • みたログ 3,665

4.38 / 評価:1,189件

キャシー・ベイツの怪演が光る大傑作

  • sid***** さん
  • 2017年9月27日 14時30分
  • 閲覧数 2974
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ベストセラー小説「ミザリー」の作家ポールはシリーズ最後の原稿を届けに行く途中、雪道で事故に遭い重傷を負う。
助けてくれたのは元看護婦アニーだった。
両足骨折(一部は複雑骨折)、右腕も負傷、全身打撲と身動きできない彼を甲斐甲斐しく看病するアニーはまさしく白衣の天使そのものであった。
だが原稿を読むと表情は一変。
「よくも・・よくもミザリーを殺したわね。」(彼女はミザリーシリーズの大ファンだった)
この内容に我慢ならない彼女は「ミザリーの生還」というミザリーがまだ生きていた作品として書き直させる。
「そんな、急に書けといってもムリだよ。」
と言うポールの返事を聞く耳を持たず、書き直させる。
あれこれ手を尽くして脱出を試みるポールだが、ことごとく失敗する。
以下ネタバレ

ミザリーが本性を表してから言葉遣いに気をつけたり、心にも無いお世辞を口にするポールの狡猾さが見てとれる。
書き直した原稿を気に入り、狂喜乱舞するアニーは少女のような無邪気さを見せる。
(まーっ、このギャップが「アニー・ウィルクス」の魅力とも言える)
最後には逆襲に転じたポールに止めを刺され、死んだかに見えた彼女が血まみれで襲いかかってきたのには背筋が凍る思いがした。(その後、ホントに止めを刺します。)

やがて無事脱出し、平穏な生活を取り戻したかに見えたポールだったがこう呟く
「今でも時々、彼女は目の前に現れて・・・私を悩ませる。。」
レストランで食事をする彼の前にはウエイトレスに扮したアニーの姿が。(PTSDですね)

とにかくこの作品はアニーを演じたキャシー・ベイツの怪演に尽きます。熱狂的ファンを通り越して狂気のファンと化したアニーはゾンビやドラキュラなんかより遥かに怖いです。
ただカメラワークや音楽にもう一つという感じがするのは否めません。
ここは「デッドゾーン」の監督を務めたクローネンバーグがやっていたら、さらなる傑作になったと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
  • スペクタクル
  • パニック
  • 不気味
  • 絶望的
  • かわいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ