ミズーリ・ブレイク

THE MISSOURI BREAKS

126
ミズーリ・ブレイク
3.0

/ 26

15%
8%
46%
23%
8%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(7件)

かっこいい12.5%勇敢8.3%不気味8.3%パニック8.3%恐怖8.3%

  • 一人旅

    5.0

    殺し屋はバードウォッチングがお好き…

    アーサー・ペン監督作。 『俺たちに明日はない』(67)、『小さな巨人』(70)の名匠:アーサー・ペンが監督を務めた異色の西部劇で、馬泥棒の男と牧場主に雇われた殺し屋の対決を描きます。 西部開拓時代の末期、馬泥棒一味のリーダーであるトム・ローガンはモンタナで権力をふるう牧場主:ブラックストンの所有する馬を盗み出すが、馬泥棒を警戒した牧場主は“ワイオミングの整理屋”と称される凄腕の殺し屋:リー・クレイトンを雇い、馬泥棒一味の殲滅を画策する―という展開で、馬泥棒vs殺し屋というアウトロー同士の駆け引きと対決のゆくえを、主人公ローガンと牧場主の愛娘:ジェーンの出逢いと敵方同士のロマンスを絡めて描いた異色の西部劇となっています。 物語の図式は馬泥棒と殺し屋の対決というシンプルな構成ですが、ジョン・ウィリアムズによる素朴で時にコミカルなバックミュージックが殺伐としたシリアス路線の物語に不思議なゆとりと牧歌的な空気感覚を付与していますし、雄大な大自然を多数の馬が躍動する光景や危険な川渡りの場面等、観客の印象に強く残る映像世界が異彩を放っています。 馬泥棒というれっきとした悪党ながら残酷な人物ではない人間味のある主人公を名優:ジャック・ニコルソンが力演しています。そして、本作の真の主人公と言っても過言ではないほどに存在感を放っているのが、馬泥棒一味を追い詰める謎多き殺し屋に扮したマーロン・ブランド。この人の怪演には底知れぬ不気味と恐怖が感じられ、独特の喋り口調から白髪頭のエキセントリックな風貌に至るまで異様な迫力に満ちています。バットマンのジョーカーのような“笑いながら人を殺める”完全無欠のヒール像を体現していて、マーロン・ブランドの一挙手一投足に目が離せなくなると同時に、ジャック・ニコルソンに彼を叩きのめしてもらいたい観客の願望が物語の進行と共に強くなっていきます。 プライベートで友人同士だったジャック・ニコルソンとマーロン・ブランドの泣く子も黙る名優二人が初共演を果たした70年代アウトロー西部劇の力作で、実在のガンマン:トム・ホーンが殺し屋のモデルとされています。

  • スーザン

    2.0

    全くかみ合わない2大スター。

    大まかなあらすじは、馬泥棒のボスと雇われ殺し屋の対決、、、のはずなのだけれど、軸が全くのブレブレで、どうやって収拾つけて観ればよいのやら・・・・というカンジ。 とりわけ前半。 ジャック・ニコルソンはラブストーリーになり、マーロン・ブランドは服装ばかりが奇抜で大した動きなし。 ようやく後半殺戮開始、となっても、全くカタルシス無し。 アーサー・ペンのヘンな映画です。 顔ぶれにハリー・ディーン・スタントンも。

  • oce********

    2.0

    異色すぎて

    西部劇は西部劇でもドンパチやり合うのと違うタイプがある。 お互いの信念だったり、家族間だったりを突き詰めるタイプ。 いわゆる話に退屈してしまうものだ。 マーロン・ブランドとジャック・ニコルソンの2大スターを揃えているのに、このまったりとした中身では浮かばれないというもの。 決着も随分とあっさりだし、この内容ならあと30分はカットしても問題ない。

  • ser********

    3.0

    オレオレ映画のコラボは成功か、失敗か

    マーロン・ブランド。 ジャック・ニコルソン。 そして監督が名匠アーサー・ペン。 この顔ぶれで映画ファンなら期待しないはずはないではないか。 なのに一向に誰も語りたがらない映画「ミズーリ・ブレイク」。 そう、そんな映画なんです(笑)。語りたくても語れない、その妙な駄作感。駄作、と叫べば事は簡単なのだが、かといってマジな顔して語ると、やっぱり出てくるのはグチばかり。いやあ、酒でも飲まないとやってられんよまったく、なんて酒を飲もうなら浮かんでくるのはやっぱりニタリ顔で不気味な屁理屈を垂れまくるブランドと、本当は悪人のくせにどこか善人ぶってやがるニコルソンの妙に絡まない演技合戦、物語は正直どーでもよろしい、なんせこの二人が出ていれば儲かる、と踏んだプロデューサーの考えなど何処吹く風とばかり、まさに究極の『オレオレ様々映画』なのだ(笑) でもそれは逆に、二人の役者だけで成立するだけの存在感だけが浮きだった映画でもある。まさにアメリカを代表する3-D役者の火花散る、己の存在をかけた潰しあい。 それじゃ監督も難儀するわい(爆)。先日亡くなったペン監督の凋落はまさにここから始まったといっても過言ではない。 牛泥棒と殺し屋。それが二人の役柄。 泥棒がニコルソンで殺し屋がブランド。大牧場主が雇った殺し屋がそんな牛泥棒の仲間達を次々と殺していく。物語はただそれだけの話なのに、やたら物語の展開はゆるい。西部劇なのにドンパチもやたら少なく、殺し屋はさっさとこの牛泥棒のリーダーを殺しはしない。フラリ、とやってきては、 「お前が牛泥棒の殺し屋だろう、え、違う、そ~かな~、だと思うんだけどな~」 的な、なんとも演技たっぷりな存在をニコルソンにぶつけてくるブランド。いやあ、実に面倒なヤツ!(爆) そーなると、これまた彼にライバル心をくすぐられたニコルソン、ブランドとはあえて逆の抑えた、いつものニヤケ顔を封印しつつ(それでいてニューシネマ出身のオレっちだぜ、という存在感で)彼の演技を横から右から受け流す。 「オレはただの開拓民ですよ、旦那。そんなヤツに見えないでしょ、ヘッヘッヘ」 「そ~か、オレはそう思うんだけどなぁ?」 「違いますよ、ヘッヘッヘ」 なーんて、演技をしまくり。いい加減にしろよ、二人とも!なんて、思わずカットをかけようもんなら、二人のにらみが容赦なくペン監督に飛ぶ。ギラリ。止めると殺すぞ、的なオレ様視線が(笑)途端に一時代を作った監督もなす術なし! いやあ、そんな風景が目に浮かびますなあ。あくまでもこれは私の想像、なんだけど(爆)。そんな二人のことだから、いつもは脇で渋い演技を見せて場をさらおうなんていうハリー・ディーン・スタントンやランディ・クエイドなんかもブルっちまって、存在は限りなくブルー、いやゼロに近い。いやあ、恐るべし二人の怪優である。 そんな二人も最後は対決しなきゃいけない。もちろん、どんなにブランドがゴネても、勝つのは悪人の中でもいい方、グッド・バッド・ガイ。だったら画面の存在感で勝負したるわ、と最後までブランドは存在感たっぷりの殺し屋を演じるが、いつの間にかその役柄が「地獄の黙示録」のカーツ大佐に変貌していくのは、偶然だろうか?(笑) そして最後に殺し屋をやっつけたニコルソンの顔には、 「よっしゃ、次の世代はオレ様のもんだ、分かったかボケ!」 的な存在感が浮かんでいた、と思うのは私の妄想か否か(笑) この間にあるヒロインとの出会いと別れのエピソードなんか、所詮物語をそれなりに見せるために肴のツマでしかない。なんせヒロイン、そんな可愛くないし(「ザ・カー」で悪霊の車にひき殺されるおねえちゃんだもん。もしかして彼女もこの映画の犠牲者か? 笑)。 なんせ二人してとったオスカー、なんと5コの名優だもの、そりゃ、オレオレ映画になるわな。どっちが上、なんて事はないぐらいの二人が、お互いを意識するコラボは仲が良けりゃそれなりにうまく働くけど、噂によれば二人の仲は当然険悪だったとか。そりゃ、こんな大金をかけた映画もコケますよ、当たり前に(笑)。 それでも二人の存在感を見たければこの映画はそれなりに必見な一作。映画は面白くなきゃいやだ、という人には当然オススメしません。 でもこんな○大スター激突!なんて本気で作る事は少なくなったよなあ。最近ではスタローンが良く集めたぜこれだけ、なんて映画を作ったけど、ここまでオーラ丸出しの映画じゃないしね(笑) こんなにけなしつつ(?)それでもどこかオレオレ様々を見たい、なんていうのは、それだけ映画が小粒になってきた、という人間不在=CG全盛の21世紀映画にどこか失望している表れなんだろうけど。 やっぱりこんな人間臭い映画の方がアナログな自分によく似合ってるらしい(笑)

  • fbx********

    3.0

    トリプレッツ

    3人揃ってまあまあっていうのは期待外れ。 しかし、捨てがたい魅力もある。 西部劇が斜陽産業に突入した感じがありあり。 残念。

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


基本情報


タイトル
ミズーリ・ブレイク

原題
THE MISSOURI BREAKS

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル