すごいよく分かる
- frh***** さん
- 2013年12月14日 17時30分
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マリーナ・ショウという大好きな歌手がこの映画の主題歌を歌っているということから軽い気持ちで見始めた。
「ダンサーインザダーク」「ピアニスト」等々、後味悪い系を好む人にはストライクだろう。
衝撃だったのは、主人公の滅茶苦茶とも言える行動が、かつての自分とよく似通っていたこと。
今や立派なおばさんだが、20代の頃には、街やクラブに繰り出せば、次から次と声掛けられるモテ期があり、いや、それは、モテるというよりは、ただのセックスの対象なだけだけど、それと分からず「愛されてる」と勘違いし受け入れ、一時だけの満足感を味わっていた。
当然、一晩か二晩で相手は消えるもんだから、その空白を埋めるべく、また出会いを求めてさまよう。
この主人公も立派な職があるのに、なぜ?と思うけど、「女として」求められたい、崇められたい思いだったのだろう。
あれらの時期は、若さゆえのエネルギーや性欲や孤独感から成される病気のようなものだったのかもしれないけど、とにかく、無事故であったことに感謝せねばと思わせられた。
長々自分語りすみません。
これは、もっと有名になっていいくらいの名作(問題作)だ。
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