あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(24件)
- とし
3.0点
2021年1月17日 映画 #ミスター・ノーボディ (1974年)鑑賞 最後のマカロニ・ウエスタンと呼ばれている映画 イギリス、アメリカ、イタリアではマカロニではなくスパゲッティ・ウエスタンと呼ばれているらしい マカロニ・ウエスタンと名付けたのは #淀川長治 で、スパゲッティでは細すぎるからだとか
- sss
2.0点
リアリティのない昔の西部劇。/4.0(202002)
- bar********
3.0点
ミスター・ノーボディ。 「最後のマカロニ・ウエスタン」と呼ばれた作品で、これ以降マカロニ・ウエスタンは見るべき作品がなくなったと言われています。マカロニ・ウエスタンについてはWikiを調べるとよく解説されています。 セルジオ・レオーネ監督が原案と製作総指揮であり、監督はその弟子のトニーノ・ヴァレリです。この映画は随所にレオーネ節があり、さらに音楽の使い方、目線の抜き方などもほとんどレオーネのもので、レオーネの映画だと言っていいと思います。 初老の凄腕ガンマン、ボーレガードと、飄々とした若者であり、こちらも凄腕ガンマンの「何者でもない(ノーボディ)」が主人公の映画です。 伝説となっているボーレガードの生き方と、まだ何者でもない若者であるノーボディの生き方が見事に対比されており、男としての生き様を語る映画になっています。 ただ、いくつかマカロニ・ウエスタンを見た私からすると、いささか食傷気味です。同じようなシチュエーション、同じようなキャラクター、同じようなストーリーで、変わり映えが全くしません。 マカロニ・ウエスタンはアンチ・ヒーローものであり、アンチの元となっているのは正義漢としてインディアンたちと戦う清廉なガンマンです。 それに対抗するため、ニヒルで悪事も辞さないアンチヒーローが登場したわけですが、それもまた立派な一ジャンルとして確立してしまったのだと思います。そうすると、「アンチなのに正統な一ジャンル」という矛盾したことになってしまい、「アンチ」の妙味が最初より薄れてしまうことになってしまいます。 最初の「アンチ」の成功が華々しく、それにより皆がこぞって真似することで、「様式」が生まれてしまいます。そうするとそれは本来の意味をなくしてしまうのだと思います。まさにこの「ミスター・ノーボディ」はそんな作品です。作品の出来自体はそこまで悪くないのですが、しつこいくらい定められた様式に沿った内容となっていて、「ノーボディ」というキャラクターの斬新性はわずかにありますが、他の作品と大枠では大した違いはありません。 ノーボディを中心に、作中には様々な会話シーンがあるのですが、ストレートなセリフはほとんどなく、全て遠回しに意味を伝える表現です。何となくは意味が分かるのですが、後半のボーレガードとノーボディの会話はほぼ意味が分かりません。これもマカロニが「様式化」してしまった弊害です。 意味が分かったとしても、「じゃあ何でそんな迂遠な表現を使う?」と釈然としないんですよね・・・。ストレートに言えばいいのに、一つか二つひねってくる。シナリオは悪くないのに、「様式」に拘るところが多いので馬鹿馬鹿しくなってしまうんです。
- JUNJUN
2.0点
なんか、つまらない。
- じぇろにも
3.0点
ネタバレ3人の男が馬でくる
このレビューにはネタバレが含まれています。
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