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未知との遭遇 特別編

未知との遭遇 特別編

CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND: THE SPECIAL EDITION

132

カーティス

5.0

スピルバーグ作品で何が好き?と聞かれたら

…かなり迷いますが、思い入れでいえばダントツでこの作品。 ストーリーは正直説明不足で、道徳的にもこれどうなんだろう?と思ってしまう部分もあるのですが、演出、映像、音楽が見事にカバーしていて、何度見返しても途中で邪念が吹き飛んで最後まで見入ってしまいます。 改めて見ると、リチャード・ドレイファスが、主人公のダメ男を、どこか子供っぽい無邪気さを匂わせるように演じていて、とても良いです。 異星人が子どもをさらいに来るシーンのホラー顔負けの恐怖演出(ねじが勝手に取れていくシーンの不気味なこと!)や、UFO目撃者が一斉に空を指さすカットなど、印象的な場面が多いのですが、なんといってもハイライトはラストシーン。画面に満ち溢れる光と壮大な音楽、そしてスピルバーグ監督の温かみのある演出が見事に合わさった名場面!このラスト見たさに見返してるといっても過言じゃないほど大好きな場面です。 こちらの特別篇は、オリジナル版を再編集したもので、大きな違いはマザーシップの内部が描かれていること!どの映画本を読んでも評判の悪い内部描写ですが、いざ見てみるというほど悪くないです。光がシャワーのようにふりそそぐ美しい場面で、ラストシーンに負けず劣らず幻想的。ただ、やっぱり蛇足感は否めません。この描写さえなければ一番よくまとまっているバージョンだと思うんだけど…

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