ミッション

THE MISSION

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ミッション
3.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(44件)

悲しい16.3%勇敢14.4%絶望的14.4%切ない14.4%スペクタクル10.6%

  • クリムゾン

    5.0

    これこそ映画

    エンニオモリコーネの曲が忘れられない美しさ。若い時に観て、よく分からなかったので最近見返してみたら、秀作、映画の中の映画と思いましたね。 実際の歴史1世紀半分を凝縮させているらしいが、歴史の重みを感じ、ガブリエル神父が先住民と共に無抵抗で死んでいくシーンに静かな涙を流した。 そこの演出が元奴隷商人が息絶える目線を通している事で、二人の友情を感じる。 橋に掛けた罠をもう少しの所で及ばず絶命するのも切ない。 作中のガブリエル神父の言葉『愛がなければ世界は無意味だ』的なセリフが良い。人間愛をこの作品は説きたかったに違いない。 ラストで生き残った先住民の少年少女がカヌーで奥へと消えて行く演出に、希望がわく。  この映画のパンフレットがほしい。リアルタイムで劇場で皆の反応を見てみたかった。  それにしても、大パノラマの滝を前にして、人間を張り付けにした十字架を滝壺へ落とすっていう発想、どうやって生まれたのだろうか?  戦闘シーンでも、滝壺へ真っ逆さまの印象深い場面があるが、これは我が身を犠牲にして敵を誘導する、言ってみれば日本の神風特攻隊と考えてよいのだろうか?  史実だから、色々考えさせられる作品。  蛇足だが、女はなぜ男をみる目がないのか。

  • stanleyk2001

    4.0

    天命

    『ミッション』(The Mission)1986 冒頭「この映画は事実に基づいている」というタイトルがある。しかしwikiによるとこの映画で描かれた出来事は150年間の長い期間の話だそうだ。それを2時間にまとめている。無数の実在の人物から作り上げられた架空の人物によるドラマということか。 脚本は「アラビアのロレンス」「我が命尽きるとも」のロバートポルト。特に「アラビアのロレンス」は長い映画なのにとてもセリフが少なく端的なのが印象的。それはこの映画でも同じだ。 イエズス会は大航海時代に海外に布教を勧めた。この映画で描かれるのは現在のパラグアイにあたる地域に布教したイエズス会神父達の物語。 最近では「沈黙silence」も同じテーマを描いていた。「沈黙」は江戸時代の日本への布教の失敗を描いている。「ミッション」の神父達は途方もない時間と努力と神父達の命を費やして布教に成功し教区をつくる。日本ではキリスト教は禁止され隠れ切支丹として細々と生き延びた。 「ミッション」で描かれる南米の教区は自給自足を確立して農業生産物から生まれた利益を教区民が平等に分配する原始共産制。教区民は幸せに暮らしている。 しかしスペインとポルトガルはイエズス会が目障り。現地人を捕まえて奴隷として働かせたいのだ。 スペインとポルトガルは王同士が談合してイエズス会を排除することを決める。 なんと教区民は教区を出る様に言われて激怒する。話が違う。この教区で我々は幸せに暮らしている。奴隷にされるのは嫌だ。神は嘘をついたのか?白人と闘う! 共鳴して信仰を破り武器を取る神父達。あくまで殺さずに最後まで止まろうとする神父もいる。 この凄惨な闘いを観て自分の中の差別感情に気づかされた。 男も女も紐パンだけで暮らしている裸の現地人達の為に立派な白人が命をかけて戦ってる。 彼等神父達は現地人を見捨てて祖国に帰ることもできたはずだ。しかし現地人を見捨てるとスペイン・ポルトガルの奴隷として働かされる。それは見捨てておけない。 私には南米の現地人達は原始的な裸族に見えて仕方がない。 実際に命をかけて天命(ミッション)に身を捧げた人達に感動する自分と裸族に差別感情を抱く自分がいる。 あの神父達と自分は天と地程もかけ離れている。 胸の奥に刃物を突き刺された様だ。この胸の痛みを抱えて私は生きていかなくてはならない。

  • cha********

    4.0

    <追悼: エンニオ・モリコーネ>

    【お断り】音楽の話だけです。 18世紀、決死の覚悟でパラグアイ奥地に宣教師として赴いたガブリエル神父は、オーボエの音色により先住民族の警戒心を解き、彼らに迎え入れられます。マエストロ自身が指揮するミュンヘン放送管弦楽団でお聴きください。 https://youtu.be/oag1Dfa1e_E  6分過ぎからは、コンガ(太鼓)のリズムに乗って先住民族の誇り高さ、勇壮さが示されます。彼らの奴隷化を狙う植民地政府に対し、宣教師は先住民族の側に立ち、人間としての尊厳を貫いて信仰に殉じます。  なお、冒頭の「ガブリエルのオーボエ」は、後にサラ・ブライトマン(英)が、渋るマエストロから歌曲化の承諾を得て、イタリア語の歌詞をつけ「Nella Fantasia(ファンタジーの中で)」と題して歌いました。以来、多くのソプラノ歌手によってカバーされています。 【追記】下記YouTubeの中でサラいわく、「3年ほど前、モリコーネさんに、この曲を歌にする許可をいただけるか、手紙で尋ねましたが、きっぱり断られました(He flatly refused)。そこで私は、2カ月ごとに手紙を書き、モリコーネさんが根負けするまでお願いを続けました」。見上げた執念!  https://youtu.be/8kmPHRrHHtg

  • あき

    4.0

    ジャングル映画の歴史大作

    ジャングルの崖登りがいいですね。デニーロの泥だらけの演技が素晴らしい。イエスズ会の布教と入植者スペイン・ポルトガルの思惑に翻弄される神父たちの戦いが泣けます。いい映画でした。

  • abu********

    3.0

    佳作

    布教活動というものと、植民地支配というものがリンクしていた。 このへんの映画化ってあまり観ないので興味深く拝見しました。 思惑が絡み合っていて、一筋縄ではないので考えさせられます。 ただ、もの少し掘り下げがあっても良かったかなと。特に先住民の描写とかが。 時間的な制約があるのはわかるのですがね。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第59回

撮影賞

LA批評家協会賞第12回

撮影賞

カンヌ国際映画祭第39回

パルム・ドールフランス映画高等技術委員会賞

ゴールデン・グローブ第44回

脚本賞音楽賞

基本情報


タイトル
ミッション

原題
THE MISSION

上映時間

製作国
イギリス

製作年度

公開日
-

ジャンル