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ミッション (1986)

THE MISSION

監督
ローランド・ジョフィ
  • みたいムービー 98
  • みたログ 703

3.50 / 評価:236件

あぁ~考えすぎて纏まらない。

  • cerbros_elf さん
  • 2009年2月16日 23時50分
  • 閲覧数 819
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

クリスチャンでない私は公開当時
キリスト教の宣伝映画なんて見れるかい!
という感じで興味はあったもののスルーしてました。

カンヌでは絶賛された本作もハリウッドではなんとなくスル~気味で
撮影賞こそ取っていますがあまり話題が続かなかった記憶があります。
当時はそれが何を意味するのかわからなかったのですが
今では"それら"が何を意味するのかがよくわかります。

娯楽映画としてはあまり評価が出来ないこと。
そして見るものに思索を要求することです。
(ついでにラブロマンスが無いというのもオスカー取れない影響が大きい)

まぁそんな推測もあって手をこまねいていたのでありますが
気合を入れることができたので今回見てみました。

前半はストーリーがどこに向かっているのかわからず眠かったです。
セリフは少なめでほとんど表情の演技
お世辞にも映画の出来がいいとは言えず、確かにエンタメにはなりません。
後半は一気に物語が展開し、救いの無い結末を迎えます。

さて、大筋は史実に基づくこの映画ですが
基本的にローマ教会の宣伝映画ではありませんでした。
法王庁と末端の宣教師達との解離や
政治的な駆け引きに翻弄される民衆のための作品です。

非人道的な征服者や生き残るためとはいえ信仰の核を忘れた教会上層部
粗野ではあるが温かい原住民、法のため本気で命を投げ出す末端の宣教師たち
いろいろな人々の思いが錯綜するなかで、あまりにもいろんなことが思いおこされる作品です。
見方によってはこの映画は痛烈な教会批判にも見えます。

現実問題として生きるか死ぬかというような究極の選択を迫られた時
私たちはどう行動するのでしょうか?
何も英雄になることはありませんが、人の道に外れた選択は取りたくは無いものです。

あまりにもいろんなことが想起されて全く纏まりませんので
このへんにしておきます。
本作は非凡な作品ではありますが製作年度を考えると映画の作り自体はあまり良いとは言えず
エンタメでは無いことが前提としても退屈な時間が長いため☆は3つとさせていただきますが
一見の価値はおおいにあります。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 勇敢
  • 知的
  • 絶望的
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