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ミナ (1993)

MINA TANNENBAUM

監督
マルティーヌ・デュゴウソン
  • みたいムービー 22
  • みたログ 101

4.47 / 評価:32件

友情って、何?

  • big******** さん
  • 2009年9月10日 2時29分
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画ほど、「友情って何?」という質問を胸につきつけられる映画ないです。

二人の女友達が主人公で、二人の少女時代から結婚などを通して、二人の半生を描いてる。
一人は結婚もしてキャリアも積んで、もう一人、映画の題名になってるミナは画家を夢見るけどうまくいかず、人生に絶望して悲劇的な最期を迎える。

この映画を見終わって、心底つらくなったのは自分も知らない間にこういうことをしてるのかもって思ったこと。つまり、ミナは本当に絶望している時に本当に必要な人と会いたかった訳だけど、それが幼い頃からの友達のエテル。ただ、少女時代と違って、お互い家族があり、仕事がありで連絡がしばらく途絶えていたため、多分エテルもミナがどれだけ苦しんでいるかがわからなかったと思う。
だから、ミナが悲惨な最期を迎えても、誰を責めることもできなのだけれど、もちろん助けを求められたエテルもミナがどんな状況だったか、わからなかった訳だから。

でも、本当につらい時に自分が友達と思っている人、自分がその時必要としてる人が、自分と同じように自分を求めてくれているかってことは誰にもわからないし、そうでなくても誰のせいでもない。ただ、自分が求められていることに気づかず、知らずに誰かを傷つけてしまってることがあるのかもしれないって思ったら、本当に背筋がひやっとした。

こんな風に「友情」のあり方を描いた映画を見たことがないですよ。だいたいアメリカ映画だと女同士喧嘩もしながら、やっぱり私たちは友達だねってハッピーエンドだと思うんですよ。やっぱり、これはフランス映画ならではの辛口友情物語なんですよね。でも、現実って、この映画に近い気がする。ミナのように、悲惨な最期になるかは別として、知らずに傷つけてしまう、傷ついてるっていう。
どうですか?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 絶望的
  • 切ない
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