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ミニヴァー夫人 (1942)

MRS. MINIVER

監督
ウィリアム・ワイラー
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  • みたログ 149

3.34 / 評価:53件

呑気にバラなんか育ててんじゃねえよ

  • 昭和ラッキー さん
  • 2009年10月26日 18時54分
  • 閲覧数 810
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

完全なる戦意高揚映画。

緊張感ゼロ。

イギリスの中流家庭のお話ですが、
ここでいう中流家庭とは、日本で昔流行った「一億総中流」とは全く違う。
貴族の称号はないけど、かなり金持ち!な人達を指す。

ミニヴァー夫人ったら、ロンドンまで帽子買いに行ってます。
自分でも「贅沢しちゃったわ」とか思ってます。

そしたら帰りに駅長さんが
「貴女のお名前をこの私が育てたバラにつけてもよろしいですか?」等と聞いてくる。

夫人は美人で気立てがよく聡明で、町の人気者なのだ。


だが、イカン!


バラの品評会では、一等賞は毎年ベルドンさんが取る事になっているのだ。
なぜならベルドンさんは、町一番の上流階級の御仁(老婆だが)なのだ。

だから孫娘が頼みに来る。

ミニヴァーさん、駅長さんのバラを出品を止めて。おばあさんが可哀そう。


と、そんな感じで話は呑気に始まり、中盤、戦争だ戦争だ!となり、
バラの件も和解し、だが、戦争なので誰かが死に、

それでも戦いましょう!


と締めくくられる映画です。


バカ全開。


1942年だから、アカデミー賞を与えられたのだ。

舞台はイギリスって事になってるが、作ってるのはアメリカだ。

要は、対ナチス、対ドイツを描くには、アメリカが舞台じゃ出来ないので、
今、そこで戦争をやってる場所じゃなきゃいけない。だからヨーロッパじゃないとダメ。


私はクラシック映画が好きなので、比較的よく観てるし
かなり贔屓目がある。

だけど、昔の映画だからって、何でもかんでも先人への敬意だけで諸手を振って
褒めたくはないよ。

出たヒトにも、当然責任があります。
出演者が気の毒とは、今回は思いません。

戦争とか、そういう政治的な事は抜きにして、
単純に映画として、評価できませんか?というヒトもいるだろうが、
はっきりいって、これはまぎれもなく戦意高揚映画。

だから、抜きにはしません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
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