ミュリエル

MURIEL/MURIEL OU LE TEMPS D'UN RETOUR/MURIEL, IL TEMPO DI UN RITORNO/MURIEL, OR THE TIME OF RETURN

118
ミュリエル
3.5

/ 14

29%
21%
29%
14%
7%
作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(6件)

知的27.8%切ない16.7%不思議11.1%絶望的11.1%悲しい5.6%

  • pcx********

    5.0

    素晴らしかった

    アランの作品の中で、一番好きです。 作品全体に漂う、人生の虚しさ 寂しさ シーンの美しさ。 記憶に振り回される人間を芸術的に表現した 素晴らしい作品だと思います。 一般受けはしないでしょう、退屈に感じる方も多いと思いますが 私は大好きです。ラストシーンの歌が流れ 女性が、アルフォンスを探し部屋を歩き回るシーン 人生はまるで、わざわざ見付からないものを探し追いかけ 迷い道にはまるのだと表現しているようでした。

  • 一人旅

    2.0

    記憶の中のミュリエル

    アラン・レネ監督作。 やっぱり苦手だな・・・レネ作品。 『去年マリエンバートで』同様、“記憶”がテーマになっていて、本作では過去の記憶に囚われ続ける人々の姿を描いている。 トラウマにも似た過去の記憶から抜け出ることができないがゆえに、一向に前に進むことができない人々。それどころか、それら負の記憶を更に深く遡ってしまうのだ。記憶が人々に与え続ける負の影響を、彼らが取る行動という、目に見えるかたちで表現している。 言いたいことは分かるものの、単調な展開と地味な映像が合わさって終始退屈だった。

  • hin********

    4.0

    ネタバレ「時代は変わる」

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ktj********

    5.0

    過去の時間に囚われし人間のための映画

    アラン・レネの他の作品は好きではない。最後の最後、この作品を観て肌に合わなければ、監督の名を脳内からデリートしようと思い、最後のデリートボタンの確認のために劇場に足を運んだ。最初の10分か15分は、いつも通りだった。しかし、その後、回路が繋がったように、モザイクのフィルムが繋がり出し、目の前に映画が出現した。 物凄い。音楽も悪くない。過去という時間に否応なしに囚われてしまう人間達を、時間芸術でもある映画という媒体を使って、これ以上ない形で、映画にしている。 過去を書き換えようと悪あがきする男、戦争を幻視する男、作られた過去に寄り添い反発する女(恋人)、過去に苦しむ男に救いを差し伸べようとする女(母親)。真に共有された記憶の中だけに、過去を超えられる愛の手がかりがあるのかもしれない。 ただし、この映画、一般受けはしないのかもしれない。私が衝撃を受けている間に、脱走する客が何人もいた。 それでも、もし、迷っている方がいれば、是非、劇場に足を運んでいただきたい。 アラン・レネが、どちらかと言うと苦手な私が、最良の作品であり、映画史の中でも傑出した作品だと思うのだから、観るべき作品なのだ、と言ってしまおう。

  • じゃむとまるこ

    4.0

    ”記憶”と”時間”そして普通の人々

    アラン・レネ、ヌーヴェル・ヴァーグの一翼にある監督ですが、とにかく地味で、取っつきにくい、ほとんど忘れ去られようとしているのではないかと思われます。 アウシュビッツを描いた「夜と霧」で注目され、「二十四時間の情事」「去年マリエンバードで」「薔薇のスタビスキー」など、作品名は知っていても、観る機会はありませんでした。 過去と現在の交錯による記憶の映像化、というような手法で、過去に囚われた孤独な人々を描くのをテーマにしている監督さんか・・・・と感じました。 本作は、それぞれに交わらない想いとアルジェリア戦争の傷痕を抱え彷徨う人々の空虚な心を淡々と描き出していますが、どうしようもなく人は孤独なんだという感慨を持ちます。 人はみんな 自分を見失い、人生を複雑にする。 その軌跡は、肉体の仮の姿か、夢の実現か迷いか。 嵐の前に 日の光を浴びて眠ろう。   【追記】 私が唯一映画館で観たレネ作品は『メロ』、メロは「メロドラマ」のメロ、しかしいわゆる日本で思われているようなメロドラマではない。 フランスの恋愛は厳しいものです。 アンリ・ベルンシュタインの戯曲をレネが映画化したものですが、恋愛とは自己中心、所詮そういうものです、中年の純粋な「恋愛」の重みを表現して、これこそが”恋”、そんな映画でした。 パトリス・ルコントなどレネの影響を受けているのではないかと思われます。

スタッフ・キャスト

人名を選択するとYahoo!検索に移動します。


受賞歴

ヴェネチア国際映画祭第24回

女優賞国際評論家賞

基本情報


タイトル
ミュリエル

原題
MURIEL/MURIEL OU LE TEMPS D'UN RETOUR/MURIEL, IL TEMPO DI UN RITORNO/MURIEL, OR THE TIME OF RETURN

上映時間

製作国
フランス/イタリア

製作年度

公開日
-

ジャンル