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未来世紀ブラジル

bee********

4.0

インターネットがない時代の映画ですよ!

冒頭、ダクトのCM(カラフルらしい)というギャグからスタート。「情報筒抜け」という言葉の通りダクトを情報管理の象徴として目を付けたギリアム監督。書類やハンコがないと何もできない管理社会であり、ダクトの修理がオフィシャルなサービスに独占されているというのが泣けます。それを内緒で修理してくれるデニーロが頼もしいヒーローとして登場しますが、最後は書類に菰巻きにされてしまいます。 タイプミスからの誤認逮捕というのも、変換ミスが当たり前になってしまった私たちの時代を予見させて、ギリアム監督の凄さがわかります。 主人公が栄転を嫌がる「情報剥奪局(information retrieval)」はここでは部署名ですが、直訳だと「情報検索」という意味だそうです。最初は出世なんて嫌だと言っていたのに、夢に出た女の正体が知りたくなり、剥奪局に入ってググってしまう主人公なのでした。

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