民衆の敵

THE PUBLIC ENEMY

80
民衆の敵
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(5件)

かっこいい25.0%絶望的25.0%切ない16.7%悲しい8.3%勇敢8.3%

  • jir********

    3.0

    〔悲報〕人間百年前から何も変わらず

    1931年の作品ですが物語は1907年から始まります 100年以上前ですね ですが、やはりというか当然なんですが人間の本質は何も変わっていませんでした 兄は戦争から帰ってくるのですが、そこで地獄を見たらしく様相が一一変しています 当時そういう言葉はまだ無かったですが、PTSDです 弟は悪の道に進み羽振りが良くなって行くのですが「普通の仕事で成功した」と母親には嘘をつきます 心配かけたくないんですね そんな弟の悪行に兄は気付き折檻しますが、弟はやり返しません 家族は特別なのです 今と変わらないどころか全く同じですね しかし、映画の中で一つ今と違う作りの部分があるので目立ちます タイトルの「民衆の敵」というタイトルの意味です ギャングになり人様に迷惑をかけているから、というだけの「民衆の敵」ではなく、もう一つ意味があるのですが、なんと最後にナレーションで教えてくれるのです 今の映画で言ったら「ロッキー」の最後に 「彼は試合には負けたが、全力で物事にぶつかったと言う意味では勝者なのだ、何故ならば己には勝ったのだから」 と、言うようなもので大変野暮です(笑) 大変親切な機能が搭載されています キャグニーは本作での演技が認められ「白熱」へと繋がっていく

  • tot********

    5.0

    小気味よい演出・・・

    J・ギャグニーのキビキビとした動き、W・A・ウェルマンの小気味よくキレのある演出・・・緊張感をもって観ることができます。一方、主人公ギャグニーの乱暴・冷酷さだけでなく、母への愛情、兄との確執など、家族との関係も描いているところが人間臭くていい。また、直接的に見せない殺しのシーンが逆に恐さを引き立てています。ラストも衝撃的でよし。

  • hin********

    4.0

    古典的ハリウッド映画とは

     古典的ハリウッド映画を古典的たらしめている最も大きな要因はプロダクション・コードである。プロダクション・コード自体法的拘束力はなく、世論のなかで生まれてきたものであるので、本作はプロダクション・コード導入前の映画であるが、その萌芽は至るところに見て取れる。例えば、劇中銃を用いて人を殺すシーンが何度か出てくるが、ほとんどは直接的な描写はなく、示唆に留まっている。終盤でマットが射殺されるシーンでも、現代映画のように人体から煙を吹くことはない。しかし、特にこれはパティがトムに殺されるシーンに顕著だが、こういった間接的な描写によって我々の想像力を喚起し、イメージを増大させることによって映画はその表現の幅を広げたと言える。本作の場合は残忍さを想像させるが、例えばスクリューボール・コメディなどはプロダクション・コードあってこそのものだ。  カメラワークに関しても古典的な手法を教科書通り用いているが、2つほどイン所的なショットが後半にあった。1つはライアンが仲間を探してくると言って車で出て行くショット。ここでは車が出て行く様子を地面に穴を掘ってそこにカメラを設置し、その上を車が通過していくショットになっている。もう一つはラスト、マイクがトムの死に衝撃を受けて、カメラに向って歩いてくるショット。ここもカメラは極めて低地から撮影し、マイクの脚が画面を覆う形になって暗転し、最後の字幕に入る。これらはカメラが下から見上げるショットを挿むことで、シリアスな雰囲気を演出し、本作がギャング万歳の映画ではないことを無意識的にも観客に伝えるためであろう。というのも、プロダクション・コードには倫理的、法的に好ましくないことを映画で礼賛することを禁じる項目もあるからだ。

  • hah********

    5.0

    ジェームズキャグニーを知る上でも観るべき

    それまでの主役を張るスターとは一線を画すスターの登場。ジェームズキャグニー。 今いる個性派スターも彼が先駆けなのだ。ハンサムでなくても、その存在感で他を圧倒する。 ラスト近くの敵対する組織に乗り込むシーンは、まるでジャックニコルソンのよう、、、と、いうか、 ジャックニコルソンこそ、「ジェームズキャグニーのよう」と言わなければならない。 他の出演者たちの演技も素晴らしく、随所に素晴らしいカメラアングルとカメラワークが観られる。 ラストシーンは、その当時としては戦慄だったことが想像できる。 ギャング映画の古典としてでなく、映画史に残る重要な作品として、観るべき作品だ。

  • mor********

    5.0

    ギャング映画の原点

    本作品、「犯罪王リコ」「暗黒街の顔役」「Gメン」ギャング映画の 原点として必見の作品と思います。 ジェームズ・キャグニーの魅力ある一作です。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
民衆の敵

原題
THE PUBLIC ENEMY

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-