レビュー一覧に戻る
エクソシスト/トゥルー・ストーリー

エクソシスト/トゥルー・ストーリー

POSSESSED/EXORCIST: THE TRUE STORY

110

ref********

2.0

【フィクション】は【現実】より奇なり、か

 1949年、少年ロビーは同居する叔母の 死と前後して不可解な現象に悩まされ始め、 自らの意思と関係ない「何か」により、 奇妙で過激な言動を繰り返し始める。  困り果てた両親は医師やプロテスタントの 牧師に相談するが、果ては牧師に襲い掛かる始末。  とうとう両親はカトリックの神父に相談する。  少年に遭いに訪れたボウダン神父らを 迎えたのは何処にでもいる漫画好きの子供。  しかし彼らが家を後にしようとしたその時、 突如少年は豹変する。    それはボウダン神父の悪魔との、 そして己の心の傷との戦いの始まりだった・・・。   --------------------  かの【エクソシスト】の原作者、 ウィリアム・ピーター・ブラッディが その原作執筆時の元となった事件である、 【メリーランド悪魔憑依事件】 を、作品として纏め上げたTV映画です。  素直な感想で言えば、ティモシー・ダルトンらの 演技も存在感があり、つまらない作品ではないと 思います。  けれど【エクソシスト】と比べると圧倒的に 描写が地味な為、物語にメリハリが感じられず やや冗長な作品と感じるかもしれません。  もっともそれは実話に基づいた作品という 性格故の、当たり前の結果かもしれませんが、 本作ではやや中途半端な演出に終始して しまったのが惜しい気がします。  その【メリーランド悪魔憑依事件】自体、 元がワシントンポストの記事とは言え 半ば都市伝説化している物語なので、 ドキュメントタッチで迫るにはどこまで 現実的に出来るかも難しく、やはり 思い切った脚色をしてしまうのが 無難というか、正解だったのかもしれません。  しかし、個人的にはこういった方向性で パート2が製作されていても良かった気がする、 そんな作品でした。

閲覧数532