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日本の黒い夏 冤罪 (2000)

監督
熊井啓
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3.54 / 評価:114件

世紀の冤罪、稀に見る悲劇

  • KSHue さん
  • 2020年5月8日 14時19分
  • 閲覧数 241
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

マスコミ、警察、評論家含めいろんな人が関わりつつも社会全体として冤罪の方向に流れていった様が描かれている。サリンなどバケツで混ぜ合わせるだけでできると言った評論家は現存するらしい。それを専門家として紹介したマスコミ、酷い話だ。

この日本でまんまと薬物テロが実現し、しかも犯人が簡単に逃げきったうえに警察は誤認捜査したのだから日本の警察の世紀の失態でしょう。しかもこの後に地下鉄サリンが起きてオウムの犯行と分かるまで疑いは晴れないのである。逆に言えば松本の時にオウムの犯行を突き止めていれば地下鉄の惨劇は食い止められた。これが一番悔やまれる。

坂本弁護士、松本サリン、地下鉄サリンの流れはどんな犯罪映画や小説より劇的に悲惨なのである。もちろんオウムが悪いと言えばそれまでだが、なぜ食い止められなかったのか、責任がしっかり追及されていないのも事実だ。
 
この映画は地方TV局への取材という形で事件と報道を振り返るのだが、事件の影響として長野県警・長野のTV局という小さな枠でとらえられているところは物足りない。公安と長野県警のやり取りなど、明かされていない疑問点は多い。

後日談として何社のマスコミが冤罪を詫びたのだろうか?長野県警は?公安は?それぞれ個人としての謝罪はたくさんあったらしいが、組織としては簡単に謝罪できないものらしい。

詳細評価

物語
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映像
音楽

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  • 悲しい
  • 恐怖
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