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日本の黒い夏 冤罪 (2000)

監督
熊井啓
  • みたいムービー 43
  • みたログ 371

3.55 / 評価:119件

火のないところに煙を立てる・・・

  • ryoma21 さん
  • 2014年4月18日 12時42分
  • 閲覧数 1561
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

状況証拠とは、何だろう。
いざ事件が起こると様々な憶測と怪しい似非専門家とマスコミなどが
多くの人たちを煽る。(情報操作をする?)

煽られると火の粉も増し大火となって広がっていくことになり
いつのまにか無実のひとが当事者そして、犯人のようにされてしまう。

火のないところに煙をたてたり、池に石などのものをわざわざ投げて
波紋を広げる。

こんな感じで、悪気がないひとも、それらのいい加減な情報によって
一緒に波風をたててしまい、冤罪というものをつくる手助けをすることになる。


ある本に拠れば、脳は、思い込みによって記憶を書き換えてしまうということが
可能?というようなことが書かれていた
また、人は都合の良い様に解釈することもある(ようである)。
昔の記憶や思い出は、自分にとって良い様に解釈してしまうくせみたいなものが
あるようだ。

本作は、「白雪姫殺人事件」を鑑賞する前に、映画の理解を深めるために、
もう一度参考に鑑賞してみた。

この作品は、実話を元にしてつくられた再現映画であり、創作作品「白雪姫・・・」とはある程度キョリを持ってみることを前提として比べる必要はあるかも知れないが、映画作品としてはどちらも意味があり、現実にあることを映像化し、再現したということに変わらない。


警察の取調べが度々問題ともなるように、言葉による暴力が横行しないように、何かのチェック機能は
やっぱり必要だと思えてしまう。
「お前がやったんだろう」と言われ続けることや、言葉の暴力がどれほどつらいかは受けたものにしか
わからないのだろうから。

また、これまでも様々な科学的実験が示すとおり、嘘が本当のことになってしまうことはあるのだから
と知らないといけない。

現在は、インターネットが普及し誰でも情報を発信できる時代
発信する情報については、あるていど責任を持つことが必要だ。
よね。

以下、映画のあらすじ・・・なぜと思う部分。

・事件発生後、マスコミは、他社に負けてはいけないと状況証拠を報道合戦。
(内容の正確性よりもスピードが大事で他社との競争に明け暮れる)
・第一発見者が怪しい(農薬などの薬品を所持していた=状況証拠)。
・さらに無責任な専門家が「○リンは、簡単に誰でも出来る。バケツに入れて混ぜるだけ」等々。


犯人を捕まえることはもちろん大事=被害者のためにも

「疑わしきは被告人の利益に」を標語としないように!

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