ここから本文です

日本の黒い夏 冤罪 (2000)

監督
熊井啓
  • みたいムービー 43
  • みたログ 364

3.54 / 評価:114件

ドキュメント風 松本事件

  • kun***** さん
  • 2016年5月24日 9時34分
  • 閲覧数 667
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

変わった演出は無く、まじめに冤罪事件を描いてる。
出だしと終わりが美しい日本の光景。
こんなことが日本の風土の中で起きるのです・・・
みたいなメッセージ性を含んだ物でしょうね。
TVワイドショーで、松本で起きた毒ガス事件が物見高い視聴者用に作られた。
しのぎを削るTV各社、週刊誌、新聞は視聴者読者を引き付けるようセンセーショナルに事件を報道する。
そして事件の中心人物として河野さんがクローズアップされ、それをより決定
付ける方向性の強いものに人々の関心が向き、警察はそれに同調するかのように
日本中が河野氏が犯人として確定するのを望む様になってしまった。
警察は長野オリンピック開催を控え、治安回復という政治的理由から、早期
解決を迫られ、強引な事件解決をしようとする。
オリンピックの長野県松本そして化学関係者、裁判所官舎の地理的位置のトリプルの偶然がもたらす不運。
真実はカルト教が引き起こしたサリンガステロだったけど、想定外のことだけに
誰も気が付く筈もない。
河野さんの意思が強く、自白強要に屈せず、結果警察も救われた。
もし河野氏が強要に屈し、ウソの自白をし、マスコミも世論も、それ見たことか
と一斉に流れていたら、事件はさらに悲惨な形になってたでしょうね。
すぐそのあと地下鉄事件が起き事の真実が明かされるのですから。
河野さんの頑張りにより、でたらめな証言をした大学教授や警察マスコミは
救われたのです。
オーム事件は人々の不安が招いた物でしょうね。
誰しも常なる不安がある。 それは本能。
何時も警戒を怠らない作用というかプロムラミングが組み込まれてる、生き残る本能ですね。くしくも20世紀末。
色々な世紀末の流布が起き、カルト教がいくつも発生、終末思想が流行ってしまった。 2000年って何の意味もないただのカレンダーですが、そこに意味を
もってしまう愚かさですね。
世界中でカルトが隆盛し、その一端がオームなんでしょうね。
人々の安らぎとして宗教が認知されてるけど、安らぎじゃなく災いしかもたらさないのが宗教。
困ったもんです。 

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ