作品レビュー(4件)
- まめころ
3.0点
それにしても、こういう誰も見向きもしてくれないような映画を、真っ昼間から放映してくれるテレビ東京は偉い! 本作は、定番の逃避行・裏切り系のサスペンス映画であったが、レンタルはおろか、批評もあまり見掛けることはない。そんな作品をタダで鑑賞できただけでも☆3つの価値はあるだろう。 着地点たるエンディングが、やや強引で呆気にとられたが、それ以外は文句ない。
- hir********
5.0点
いや~、スタローンの新作。 ブルース・ウィルス参戦決定らしいですな。 まさか「ワイルドバンチ」やらかすワケじゃないよね・・・ でも、このキャストで「ワイルドバンチ」系なら、もう「ボロ泣き」だな・・・ 来年8月かぁ・・・なんとか、生き伸びなきゃあ~な・・・ レザボア・ドッグスの何年か前。 マイケル・マドセンと言う極悪人と出会ったのは、この作品だった。 「レザボア」より、数倍、強烈だった。 監督のジョン・ダールも、この作品で好きになった。 男の為の極上の「ハードボイルド」だ。 私立探偵ジャック役のヴァル・キルマーが、 口先はイッチョマエだけど、滅茶苦茶弱いというのが、この作品の「ミソ」。 この「ヘタレ探偵」を追いかける「コワモテ」こそ、マイケル・マドセン。 完璧、「番長顔」である。 神社の裏で10人相手にしても、笑顔で戻って来るタイプだ。 正直、「突破口」のジョー・ドン・ベイカー以来の強烈さだった。 「凶暴」と言う言葉が、ここまで当て嵌まる男も珍しい。 速攻、名前憶えて、調べたら・・・なんとヴァージニア・マドセンの兄貴。 あの可愛らしいヴァージニアの兄貴がコイツ・・・・・ うっかり、可愛いからって声かけたら・・・この兄貴って・・・地獄だな・・・ 手錠のまま、ナイフ片手に繋がれてる机を動かした時は、心臓止まったわ・・・ 悪役が、怖ければ怖いほど、ラストのカタルシスは、大きい。 この映画も、負け犬探偵が、やられてやられて、最後の最後に大逆転する。 でも、それは、ちょっぴり苦い「勝利」でもあった・・・ ハードボイルド好きなら、観て損は無い傑作。
- gre********
3.0点
ネタバレもういちど殺して
このレビューにはネタバレが含まれています。 - jas********
2.0点
所謂悪女を題材にした、 ちょっとストーリーの凝ったサスペンス。 この悪女、 愛人と共にマフィアから奪った金を独り占めし、 その愛人から身を隠すために街の探偵に泣きつくが、 これも金も払わずに逃亡と、もうやりたい放題。 そんな女に主人公の探偵が心奪われてしまうところが この作品の妙味なのだが、 ヒロイン役の女優に今ひとつ魅力が感じられず、 この映画の大きな減点材料となってしまっている。 それに加えて演出が悪いので、 見せ所で盛り上がりに欠けるという結果になってしまった。 ストーリー自体はよく出来ていて、非常に勿体ない作品。 取りあえず男性向けの映画です。