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スパイキッズ (2001)

SPY KIDS

監督
ロバート・ロドリゲス
  • みたいムービー 33
  • みたログ 2,298

3.69 / 評価:300件

解説

 冷戦時代、互いに敵対する国家のスパイとして戦ってきたグレゴリオとイングリッドは、やがて禁断の恋に落ち結婚、スパイを引退し、いまは二人の子どもたちとともに静かな日々を過ごしていた。そんなある日、グレゴリオとイングリッドは悪の組織の陰謀にはまり捕まってしまう。両親がスパイだったことを初めて知った二人の子どもカルメンとジュニは、悪の組織の真の狙いに気づく。当然のように、そんな二人にも悪の魔の手が迫っていた。二人は果たして悪の陰謀を阻止することができるのか。そして、無事両親を助け出すことに成功するのか?

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

「スパイキッズ」─ガキっぽい? それがどーした!

「ガキっぽい」と言うなら言ってくれ! それがどーした! と答えよう。だってこのガキっぽさこそが、この映画の楽しさなんだから。稚拙ということではない。子供の頃、欲しくてしょうがなかったあれやこれで満たされた、オモチャ箱みたいな映画。子供の空想力にどこまでも忠実な冒険娯楽作なのだ。

それもそのはず、これはロドリゲス自身が子供時代に抱いた空想が元ネタなのだな。彼はFBI エージェントのおじさんがいて、彼の話から「なりたいヒーロー像」を膨らませていたとか。なんたって圧巻なのが、次々と繰り出されるスパイ・アイテム! ガジェットもデザインも、ドラえもんに余裕で勝ったな。しかも悪役がガキそのもの(怪優アラン・カミング本領発揮!)で、悪事より自分がホストをしている子供番組が一番人気になれないとかいってスネちゃう野郎。このあたりのディテール、ふやけ加減がたまらなく愛おしい。

たいしてスリルがない代わりに、カタルシスはある。姉に小突かれてばかりのダメダメな弟がコンプレックスにうち勝つ姿なんか「リトル・ダンサー」さながら。冒頭の「伝説」語りはいつものロドリゲス節炸裂だし、ここまで遊べれば言うことなし! でしょ?(若林ゆり)

12月15日より、丸の内ピカデリー2ほか全国松竹系にてロードショー

[eiga.com/12月19日]

映画.com(外部リンク)

2001年12月19日 更新

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