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ドリフト (2000)

順流逆流/TIME AND TIDE/SEUNLAU NGAKLAU

監督
ツイ・ハーク
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2.43 / 評価:14件

解説

 「ダブルチーム」のツイ・ハーク監督が、「わすれな草」のニコラス・ツェー主演で描くバイオレンス・アクション。タイラーは香港のバーで働く21歳の青年。ナンパした若い女性ウォンが妊娠したことに責任を感じた彼は、手っ取り早く大金を稼ぐため、闇組織のボディガードとなる。一方、35歳のジャックは元傭兵で、妻ジョーと幸せな日々を送っているが、彼女の父である香港金融市場の大物ホンは、それを歓迎していなかった。そんなホンを護衛するタイラーだったが……。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

「ドリフト」─ツイ・ハーク節の骨太アクションをとくとご覧あれ

 もう一歩でビデオ販売のみの憂き目に遭いそうだった本作品が、「グリーン・デスティニー」のヒットも手伝って、めでたく劇場公開。そう、この映画は大スクリーンで見るに限る。九龍城でのワイヤー・アクションあり、情け無用の銃撃戦あり、おまけに鳩まで飛ばしちゃうサービスあり。“ワイヤーに吊されている”感のあった「グリーン~」なんて目じゃない、骨太アクション大作である。

 と、ついアクションを誉めがちだが、やはり監督の無茶な要求をこなしてしまった役者を誉めたい。特に元・凄腕コマンド役のウー・バイ。見た目こそ、中村雅俊主演の青春ドラマに出てきそうなバンカラ学生だが、ニコラス・ツェーよりキレのある動きを見せるのはもちろん、大物ボスを殺害して逃走するシーンが圧巻。歩きながらパッと服を着替え、カツラをかぶって別人になりすます。まるで、「ザ・シークレット・サービス」で七変化を見せたジョン・マルコビッチのようだぁ。

 香港映画復活!と最近よく言われる。それは脈々と続くアクションの伝統が生きているだけでなく、ニコラスやウー・バイのような観客を引きつけるスターを常に生み出してきた功績も大きいと、本作品を見て実感した。(中山治美)

「ドリフト」オフィシャルサイト:

6月2日より、スバル座ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[eiga.com/6月15日]

映画.com(外部リンク)

2001年6月15日 更新

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