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魔王 (1996)

THE OGRE/DER UNHOLD

監督
フォルカー・シュレンドルフ
  • みたいムービー 19
  • みたログ 55

3.22 / 評価:9件

ファンタジーなのかな?

  • lad***** さん
  • 2018年6月25日 8時51分
  • 閲覧数 135
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

時代設定が第二次世界大戦、主役のアベルは捕虜に。となったらかなり悲惨な描写もあるだろうと覚悟して観たが、全体的に長閑だった。

悲惨な戦闘シーンも無くあっさり捕虜となり、捕虜収容所の警備が緩く、アベルはしょっちゅう抜け出しては山小屋に籠ってのんびり過ごしてまた収容所へ戻る。ドイツ軍との関係も良好で一緒に酒飲んだりしている。戦場にいるより幸せなんじゃ?

94年『フォレスト・ガンプ/一期一会』によく似ていると思った。
アベルのキャラはフォレストに丸被り。
基本的には自己主張よりも周りに流されて生きている。
『フォレスト・ガンプ』よりもエンターテイメント性が低く文芸よりの作品ではあった。

原作を読むとか、カトリックに関する知識が多少あった方がよく理解できる映画なのかもしれない。
聖クリストフォロスのことは事前にちゃんと調べておくべきだった。
クリストフォロスは小さな男の子を背負って川を渡っていたが、だんだん男の子が重くなってきた。男の子はイエス・キリストであり、イエスは世界中の人の罪を背負っているために重いのだそうな。
アベルもユダヤ人の男の子を背負って川を渡っていたが、その時男の子をとても重く感じ、子どもの頃に学校で習った聖クリストフォロスの話を思い出している。
ユダヤの子がイエスでその子が罪を背負っているのだとしたら、アベルはその罪をなんだと思っていたのか考えさせられる。

面白い映画ではなかった。
でも、鹿狩りや死の行進のシーンはなんだか印象に残った。
明るい光が差し込む緑豊かな森や、深い雪に包まれた白銀の森などはおとぎ話のワンシーンの様だった。

アベルと友だちになった女の子のマルティネは怖かった!!
凄く綺麗な子で、なんかもう表情が子どもではなく女だった。
女って生まれながらにして女なんだな、子どもだからって油断できん。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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