案山子 KAKASHI
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
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作品レビュー(7件)
- ナオキん
1.0点
有名なキャスト以外の演技力がまず足りない。演出もただの不気味な村祭りって感じですね。現在ほど映像技術が発展してなかったのはしょうがないかもですが、シナリオにも伝承や風習を全面に出して物語に引き込む力が欲しいですね。特に風習や物語の肝がプロローグで文字表示されていたこと自体、構成に問題点ありです。そこを主人公が探索の末、解明するのがセオリーではないかな。柴咲コウ出演だったので、気を引かれましたが全く以て拍子抜けせざる得ない作品です。
- cyborg_she_loves
2.0点
鶴田法男っていうこの監督、「ジャパニーズ・ホラーの巨匠」みたいに持ち上げる人が多いですけど、いや実際、「ほんとにあった怖い話」のシリーズなんかは人気もありましたけど、それは洗濯物でもたたみながら軽く流し見できるショートストーリーの場合は、という話であって。 本格的な映画になると、総じてつまらない作品が多いです。 この「案山子」も、私の大好きな伊藤潤二さんのコミックの映画化ということで、期待していたけど、見事に裏切られました。 それでも、ちょうど半分ぐらいまで、かかしが動き出して人を襲うようになるまでの、薄気味悪さの演出は、とてもよかったです。 特に「うまいな」と思ったのは、効果音の入れ方です。 古い日本家屋の床のきしみや、すきま風の音。 遠くから聞こえる鳥の声。 不気味な風車のまわる音。 そういうのが、よそ者を警戒してほとんど誰も口をきいてくれない不気味な寒村の風景とともに、ぞっとするような雰囲気を見事にかもし出しています。 ところが、泉(柴崎コウさん)が、主人公のかおる(野波麻帆さん)や、彼女の兄の剛(松岡俊介さん)と、どういう関係にあったかをくだくだ説明したりとか、かかしがゾロゾロと動き出したりとか、物語が動き始めた途端、一気にすべてが安っぽく、馬鹿馬鹿しく、筋も通ってない、つまらない映画になります。 で、見終えた結論。 何が起こってるのか、兄がどこへ行ったのか、村人たちはなぜ私に敵意を持つのか、何一つわからない前半は、確かに怖いです。 人間って、「わからない」っていうのが一番怖いんですよ。 たとえそれが悪霊であっても、かかしが動き出すような超常現象であっても、こういう理由でこういうことが起こっているという正体がはっきりわかった途端、話はまったく怖くなくなる。 そして、物語の荒唐無稽さだけが印象に残ってしまう。 かかしなんて動き出さなくてもいいから、いっそ、兄も、泉も、どこへいったかまったくわからない、村人たちも最後までまったく口をきいてくれない、帰ろうにも車は動かない、何もかもが謎のまま、ぷっつりと終わった方が、はるかに怖い映画になってたんじゃないかと思います。 謎を作った以上、解決しなきゃ、と思って映画を作っているとしたら、この監督、「怖さ」ってものの本質がまったくわかってないですね。
- uj0********
1.0点
ネタバレ柴咲コウ以外に見物が無い。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - bea********
1.0点
ネタバレQ.これはゾンビですか?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kjk********
3.0点
DVDレンタル当初、なんじゃこりゃ~で終わった作品。今回機会があったので再度見てみました。 行方不明の兄を追って、高校時代の同級生が越していった村にやってきた主人公。 なんとそこは案山子に死者の魂を戻す風習がある村で…という話。 バックボーンがしっかりかかれていなくて、説明不足。 そこさえもうちょっと描かれていたら結構いい作品なのにね~。 ホラーなのにあんまり怖くない。 不気味な雰囲気はよく出ています。 かおると泉と、お兄ちゃんの関係を、想像できない人からするとなにこれ?になると思う。 昔は自分も、そこが読み取れなくて『ん?』となったんじゃないかと、成長を感じてしまいました。
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