血を吸う宇宙
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(3件)
- mik********
4.0点
「発狂する唇」に続く第2弾、スケールアップして今度は宇宙と来た。 前作から引き続き登場する人物もいるが、話は全く別もの。と言うかストーリーなんてどうでもいい。カンフーアクションあり、ミュージカルあり、ホラーありのてんこ盛り映画、楽しければそれでいいのです。 残念なのは大衆向けに作ったのか、エロ描写は抑えられている。ただヒロインは可愛い、前作と同じ役の阿部寛、栗林知美、由良宜子らいい味を出している。チープな特撮も好感が持てる。 このシリーズの新作長編映画をぜひ期待したい。
- kot********
1.0点
娘が誘拐されたと警察に駆け込む主人公。しかしその夫はうちに娘などいない、と言い放つ。ミステリーの香りプンプンのオープニングであったが、その後はガッカリ。ストーリー性は無く、何でも有りのハチャメチャな内容。唯一見応えがあったのは、何の必要性があったかは抜きにして、カンフーアクションシーン。 ホラーでもミステリーでもなく、コメディとも言いたくない内容。好きな人は好きなのかも知れないが、個人的には受け付けない。
- 鼠
3.0点
66点 「発狂する唇」の続編。 前作同様、いまをときめく阿部寛、ホラーアイドル三輪ひとみ、三月のライオンのアイスこと由良宜子が出演してる。ちょっとだけ黒沢清も出演してる。 「めざせカルト」な映画なのでストーリーはあってないようなもの。 あいかわらずB級映画にするためのわざとくさい演出、展開がめだつ。 が、前作でムダに充満していたエロ要素を今回は削ってるからか、いくらかテンポがよくなってて全体的に前作よりもアクティブなものになった気がする。 テルミンを使ったBGMがなかなかいい。あの不思議な電子楽器はなにかえぐってくるものがある。ほかの映画でももっと使ってみてもいいんじゃないか。使いどころが少なそうだけど。 B級を意図的に狙ったこのダメ映画、すばらしく一流なところが一つだけある。 それはカンフーシーン。なぜかこのシリーズ、カンフーシーンにだけは異様に力をいれてる。そのわけのわからないこだわりこそが、いちばんまともに笑わせてくれる。 「笑い」の点でも「カルト風」の点でも、前作からレベルアップしてると思う。カルト風コメディー映画としてなんとか観れなくはない。 でも、あくまで前作よりはマシというだけの話。 由良宜子の引退作ということ以外には、自分にとってとくに価値のない映画だった。 ホンモノのカルトが観たい人は、新聞配達員としてちらっと出演した黒沢清の「ドレミファ娘の血は騒ぐ」でも観てください。
スタッフ・キャスト
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