リリイ・シュシュのすべて
146分
エル・オレンス
5.0点
改めて岩井俊二は唯一無二の監督。 彼の世界観をマネすることは誰もが不可能でしょう。 恐らく岩井作品の中では断トツの鬱映画に違いないですが、その撮影や演出の仕方に、どこか希望が感じられる不思議な世界観です。小林武史のサウンドも絶妙です。 本作で映画デビューを果たした市原隼人&蒼井優の体当たりぶり(全裸、丸刈りetc..)も、他作品ではそうそう見られないと思います。 こういう映画を作るクリエイターは、もっと邦画界で重宝にされるべきです。
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