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燃える戦場 (1970)

TOO LATE THE HERO

監督
ロバート・アルドリッチ
  • みたいムービー 2
  • みたログ 23

3.57 / 評価:7件

ベトナム戦争での枯葉剤正当化の映画?

  • 百兵映 さん
  • 2015年4月19日 18時24分
  • 閲覧数 636
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 英語を喋るKenさんを見たかった。さすがだった。
 戦場での通信士の働きを見たかった。これは左程でもなかった。

 アメリカ映画だから、Kenさんといえども日本の兵士を英雄にはしないだろうと思って見ていたが、その通り。しかし憎々しい描写でもなかった。むしろ、英米軍の弱点を曝していた。森林の不安、厭戦気分、帰国願望……、ま、こんなもんだろ。

 映画だからこういう設定にもなるのだろうけど、合点の行きにくい作戦だった。英軍に米軍将校を単独で招き入れる、ってそういうこと有る? そもそもこの作戦の目的は何だった? 日本軍通信基地を破壊すること? それが何のため? ちょっと大袈裟過ぎない?

 日本軍(空軍?)の森林でのマイク作戦は現実的? 心理作戦としては有り得ても、有線スピーカー配線、運搬・移動・設置、仕掛けが大き過ぎて不可能では? 

 これが南国ジャングルでのゲリラ戦なのだろうか。画面で見る限りどこか間延びしていて、子どもたちの鬼ごっこや隠れんぼを思い起こさせる。大戦終了間際の派手な陸・海・空の戦闘シーンにならないのはいいことだ。戦争映画でやたら「迫力」を安売りするよりはいい。

 この映画が公開されたのが1970年。ベトナム戦争で米軍による枯葉剤の散布、森林焼き払い、無差別空爆等々の蛮行が始まった頃だ。森林戦争の強硬策を正当化するための、一種の戦意高揚の映画だったのかもしれない。

詳細評価

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