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みすゞ (2001)

監督
五十嵐匠
  • みたいムービー 33
  • みたログ 59

2.47 / 評価:15件

天才童謡詩人 その儚くも鮮烈な一生涯

  • taxidermia777 さん
  • 2008年6月27日 23時34分
  • 閲覧数 884
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画は、「叔父」「友」「坊ちゃん」「夫」と彼女と関った人をテーマにして構成されている。

最初は、田中美里顔大きいわぁ。みすゞの書く詩はわたし向きじゃないかも、なんて思いながら観てたのが、「夫」寺島進との結婚から彼女の人生が波乱万丈になっていき、そして、悲劇のラストを迎えた時には、わたしの泣きも最高潮になってしまいました。

小さい時から、人とのコミュニケーションを取るのが苦手で、本を読んでいる時が一番幸せだった彼女。
子供の心を持っていなくてはきっと書けないだろう彼女の詩の数々。
その繊細すぎる神経は、過酷すぎるほどの現実に押しつぶされてしまったのか。

例え、大正時代の女性でも、何故ここまで自分の人生に対しての意志表示がなく、叔父のいうがままにならなきゃいけないの?
子供を残して死ぬことに何の未練もないのでしょうか?
などという思いも、少しはあったけど、彼女は、現実の言葉を知らなくて自分の感情をどう表現していいのかわからなかったのでしょうね。
で、小さい時からそうしていたように、黙って詩に感情を投影していたのでは。

最後の写真を撮り、娘と一緒にお風呂に入り、桜餅を食べ、普段と何の変わった様子がなかったのに、3通の遺書を残し死んでしまったみすゞ。

これが、現実と向き合えなかった彼女の初めての意志表示だとしたら、彼女の心の叫びが波のように押し寄せてきて、今でも心がズキズキ痛みます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 知的
  • 切ない
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