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スパイ・ゲーム (2001)

SPY GAME

監督
トニー・スコット
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3.66 / 評価:726件

解説

 数々の困難な任務を遂行し今や伝説の存在と化したCIA工作員ネイサン・ミュアー。彼にとってトム・ビショップはその弟子でもありもっとも信頼のおける相棒でもあった。ミュアー自身がスカウトし、スパイに関するあらゆることを教え育て上げた。二人は互いに尊敬し固い絆で結ばれていた。しかしミュアーのCIA退官日、ビショップが中国側にスパイ容疑で逮捕される事件が起きる。ミュアーはビショップを見捨てようとするCIA上層部の反対を押し切り、背後の巨大な陰謀を承知の上で、ビショップ救出の壮大な作戦を計画するのだった。

allcinema ONLINE (外部リンク)

映画レポート

「スパイ・ゲーム」─レッドフォードとピット、ふたりの輝きが眩しい

映画歴も長くなると、スターよりも監督というスタンスで楽しむようになる。ましてやこんな仕事に就いていたら尚更のことだ。ところが、「スパイ・ゲーム」は違っていた。いや、もちろんご贔屓スコットの演出にも目は行くのだが、それよりなによりふたりのスター。レッドフォードとブラッド・ピットの共演が眩しくって仕方なかったのだ。

ふたりは輝いている。それもひとりのときよりふたりでいるときのほうが。ブラピはレッドフォードを慕い、レッドフォードはそんな彼を可愛がる。スパイという非情な任務に就きながら、それでも純粋さを失わないブラピにレッドフォードが向ける視線。それこそがこの映画の要。レッドフォードの最後の選択に納得し、胸が熱くなるのも、そんなふたりの関係が丁寧に描かれているからなのだ。

ある意味、中年男のケジメのつけ方を教えてくれる映画でもある。そのためにはケジメをつけさせてくれる関係を築かなければいけないことも。「明日に向って撃て!」「大いなる勇者」そして「華麗なるヒコーキ野郎」と、常にロマンチックな男ばかりを演じてきたレッドフォード。そのロマンを久々に輝かせてくれたブラピとともに、ため息の出る男っぷり。スターに夢中になる感覚を久々に味わわせてくれたふたりに拍手を送りたくなった。(渡辺麻紀)

12月15日より、日本劇場ほか全国東宝洋画系にてロードショー

[eiga.com/12月19日]

映画.com(外部リンク)

2001年12月19日 更新

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