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モダン・タイムス (1936)

MODERN TIMES

監督
チャールズ・チャップリン
  • みたいムービー 121
  • みたログ 1,406

4.20 / 評価:350件

痛烈な社会風刺がきいているコメディ

  • beautiful_japan_xp さん
  • 2021年3月3日 18時11分
  • 閲覧数 205
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

誰もが知っているチャップリンの代表作であり傑作。
機械工業の発達で経済が発展する一方、労働者が機械に振り回されて人間性を失う姿を痛烈に批判している。労働者を酷使して豊かになっていく資本家と、努力しても貧しい生活から抜け出られない人々がいる格差社会をコミカルに皮肉る。

デパートの中で目隠しをしてローラースケートをするシーンは「マットペイント」という特殊技術を用いて撮影され、実際には危なくない。しかし、ローラースケート自体は上手かったように見える。
浮浪者の少女(ポーレット・ゴダード)とあばら屋で過ごすシーンや、ウェイターとして働く場面はドリフターズのコントを思わせる。コメディアンのお手本になっていたのだろう。(ウエイターとして歌う「ティティナ」の歌詞がまったくのデタラメ外国語というのには驚かされる)

世界恐慌で失業者があふれたアメリカ合衆国は、1932年を底に少しずつ景気が上向くが、この映画が公開された36年でも失業率は15%近くあり、貧困は大きな問題だった。
サルトル、ボーヴォワール、メルロー=ポンティら20世紀を代表するフランスの哲学者たちが刊行した雑誌『レ・タン・モデルヌ』は、この作品の名前のフランス語訳をタイトルにしており、本作は思想界にも影響を与えている。

ラストシーンで流れる甘美な曲「スマイル」は、のちにナット・キング・コールによって歌詞付きの歌として歌われ、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス、エルヴィス・コステロらもカバーしているが、作曲はチャップリンである。
ラストシーンは平凡な風景だが、なぜか胸を打たれる。

詳細評価

物語
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映像
音楽

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