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モヒカン族の最後

モヒカン族の最後

THE LAST OF THE MOHICANS

70

bakeneko

5.0

ネタバレ髪形は”モヒカン刈り”じゃないのね!

いきなりすみません!―実はモヒカン族はモヒカン刈りのヘアスタイルじゃないんです。アメリカではモホーク族の髪型に由来する“モホーク刈り”と呼ばれています。 日本では本映画や原作本によって“モヒカン族”の方が知名度が高いことから“モヒカン刈り”の呼称となったと言われています。 アメリカの国民的作家:ジェイムズ・フェニモア・クーパー(1789~1851年)の代表作で、インディアンに育てられモヒカン族と行動を共にする白人:ナッティー・バンポーを主人公とした「革脚絆(レザーストッキング)物語」5部作の2作目:The Last of the Mohicansの最初の映画化作品で、1757年に実際に起こった“ウィリアム・ヘンリー砦の虐殺”の材を採って、モヒカン族の酋長の息子と英国の将軍の娘の悲恋を雄大な自然の中に映し出してゆきます。 映画化に際して幾つか変更点があってー 原作では英国人と黒人の間に生まれたヒロイン;コーラが生粋の英国女性に、 モヒカン族と敵対するヒューロン族の酋長:マグワがはぐれインディアンに、 原作シリーズの主人公:ナッティー・バンポーが“ホークアイ(アベンジャーズではない!)”に、変えられていますが、ヨセミテ自然公園でのロケは大自然の中の戦いを再現していますし、虐殺場面では当時珍しかった移動撮影も採り入れて迫力を出しています。 「国民の叢生」の黒人を白人が演じた様にインデイアンの役を白人俳優が演じていて、アラン・ロスコーがモホーク族長の息子:ウンカスを、ウォーレス・ビアリーが裏切り者のマグアを熱演している他にも、端役時代のボリス・カーロフがノンクレジットで出演しています。 ヒロイン:コーラを演じたサイレント期の名花:バーバラ・ベッドフォード(16歳)の凛とした美しさにも魅了される作品で、女子供にも容赦しない虐殺シーンや実際に崖を転がり落ちる格闘などは現在の映画では観ることが出来ない迫力を感じさせてくれますよ! ねたばれ? インディアン達も弓矢は使わないのね!

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