作品レビュー(133件)
- 一人旅
5.0点
ブライアン・ヘルゲランド監督作。 ヒース・レジャー主演の中世アクションの痛快作で、平民の青年が騎士として成長していく姿をロックナンバーに乗せて活写します。 14世紀、英国の平民階級出身の青年:ウィリアムが、自らを騎士と騙ってフランス各地で行われる馬上槍試合に挑んでいく姿を描いた青春アクションで、気のいい4人の仲間たちとの友情や、気丈な貴婦人との身分違いのロマンスのゆくえを絡めて描いています。 中世歴史物ではありますが、平民から槍と勇気で立身出世する青年の奮闘を比較的ライトに描いた娯楽映画となっていますし、大衆の娯楽としてスポーツ感覚に描かれる馬上槍試合は迫力と熱気に満ちています。 平民の青年の夢への挑戦を仲間との絆と恋を交え軽快に活写した中世青春活劇で、本作でハリウッドスターの仲間入りを果たしたヒース・レジャーが不屈の青年を爽やかに好演していますし、Queenの“We Will Rock You”や“We are the Champions”をはじめ多彩なロックナンバーが物語に不思議と溶け込んでいます。
- 母里友信
4.0点
王道のサクセスストーリーだね。中世ヨーロッパ独特の馬上槍試合をメインに最初は金、次第に名誉や恋愛も対称に運命を掴み取れるかと言う内容。 馬上槍試合と言う競技の映像も迫力があり良かったね。後はなんと言っても音楽が凄く良い。中世と言う時代にロックが合ってる。QUEEN、AC/DC、デビット・ボウイ等々。 ヒース・レジャー、ポール・ベタニーの初期出演作。
- 名無しの権兵衛
4.0点
面白かった
- チキン南蛮
4.0点
故ヒース・レジャーのハリウッド初主演作品ということで観賞しました。 話は超王道で、RPG風に仲間が増えていき、最後には自分の運命を変えることができるという非常に熱い物語でした。 ヒロインがうざいという意見がありましたが、中世ヨーロッパの舞台設定で、現代の恋愛ドラマみたいなやりとりがあるのは面白いと思いました。 主人公がヒロインに送る手紙の内容を、みんなで考えるところはめっちゃ笑いました。笑 あと、素晴らしい点としてキャラクターがものすごくいいです。 主人公と仲間たちのキャラのバランスがよく、掛け合いが楽しかったです。 ただ…槍試合は簡単に言うとお互いに真っ直ぐ馬で走ってくるだけなので、最後の方は飽きてしまいました。 落馬にバリエーションをつくったり、カメラアングルを変えるなどの工夫はされていましたが、微妙な感じは拭えなかったです。 あと…最後の戦いで、ポールベタニーの口上のあと、クイーンが流れて欲しかった。笑
- mac********
5.0点
先日「ハン・ソロ」観てて、自分はポール・ベタニーという俳優がすごく好きかも!?と気がついて、観てみた作品。 ありきたりな、ご都合サクセスストーリーではあるのだけど、 登場人物がすごく良い。 美人だけどヒトクセあるジョスリン、楽しい仲間、深い愛情を持つ父・・・ 意外と細やかに描かれていて、味わい深く楽しめた。 映像も、ダンスのシーンなど美しかったし、競技の場面も迫力があった。 エンディングの最後の最後も、なんだこれ!?だったけど、笑ってしまった。
- tmk********
4.0点
16年くらい前に観た事があって内容はほとんど憶えて無かったけど、なんとなく面白かった記憶だけはあったので再鑑賞。 雰囲気はグラディエーターを軽いタッチでしかもスポーツにした様な印象。 平民から騎士になる王道のストーリーではあるけと中世ヨーロッパの舞台に現代音楽を取り入れる事で少し変わった雰囲気で観れる。 ほとんどストレスもなくサラッとすっきり2時間楽しめた。ただ貴族の娘のワガママが腹が立ってしょうがなかったがストーリーを盛り上げるために必要だったという事で眼を瞑ろう。
- gpi********
5.0点
この作品は珍しいジョストという競技が題材の作品でとても良かったです 鎧に関しては少し安ぽいと感じましたが 1試合1試合に迫力があってとても良かっです 内容は王道のストーリーと言った感じでは有りましたが シリアス過ぎずコメディーよりで楽しく見れたのでとてもいい作品でした
- エル・オレンス
4.0点
『L.A.コンフィデンシャル』(1997)や『ミスティック・リバー』(2003)の脚本で知られるブライアン・ヘルゲランド監督作。 全編通して、主人公無双感が強いものの、 身分の低い平民が根性と実力で貴族へと這い上がる様は感激しました。また、息子を信じ続ける父の想いや、相手が王族と知っても試合を棄権せず挑んでくれた恩を、実に感動的な形で返す王子の行動etc..魅せられる展開が多いです。 馬上槍試合のシーンの数々は、どれも迫力満点で、前年の『グラディエーター』(2000)で味わった興奮に近いものがありました。 配役についても、若きヒース・レジャーの雄っぷり炸裂な演技と表情がとても素敵です。『フル・モンティ』(1997)のマーク・アディや、『ビューティフル・マインド』(2001)のポール・ベタニーらの演技もハマっています。 惜しいのは音楽の選曲。色々意見は分かれそうですが、14世紀の庶民たちが、クイーンの名曲を皆で口ずさむ演出とか違和感凄かったです(笑)。
- ryo
5.0点
これぞ王道と言わんばかりの痛快&爽快なノリで突っ走ってくれる映画。 エンターテイメントに全振りした騎士道物語です、まさに万人におススメできる映画でしょう。
- coc********
5.0点
中世なのに音楽はロック でも上手い事合ってる ストーリーもお決まりパターンだけど 飽きさせないし、面白かったー
- yrh********
4.0点
ロックにのせた中世の騎士物語。we will rock youで始まり、we are the championsで終わる。これはガン上がりする。また、やたらシェークスピアみたいな名台詞が多くてかっこいいのだ。 騎士を夢みる平民のウィリアム(ヒース・レジャー)が身分を偽って馬上槍試合で勝ち進み、貴婦人と恋をする。悪役の騎士も出てくるし、遠山の金さんみたいな王子も登場する。幼い頃別れた父と息子の涙の再会もある。楽しい。 何より、若いヒース・レジャーがとても良い。騎士道精神に溢れる彼は、実に気持ちのいい快男児なのだ。これは応援したくなる。 ウィリアムを助ける仲間たちとのチーム感が素晴らしい。キャラクターがそれぞれ立っていて、このメンバーをずっと見ていたい気持ちになる。太っちょで気のいいローランド、短気で食いしん坊なワット、ギャンブル好きだが文才と弁舌にたけたジェフリー、気っ風のいい腕利きの鍛冶屋ケイト。みんな最高だ。 脇役も含めて、いい顔の役者さんが揃っている。個人的に好きだったのが、悪役アダマー伯爵の従者。自分の主人が負けてるのに、平民の星ウィリアムの勝利が嬉しくてついニヤける表情がよかった。 女性の描き方も好きだった。貴婦人ジョスリンは騎士たちに「貴女に勝利を捧げます」と言われてもちっとも心動かされない。「そんなの自分の名誉欲でしょ」と、男の自己愛を許さない。愛してるなら私のために無様に負けろと無理難題をふっかける。彼女は地位も名誉も勝利も要らない。ただ心からの献身を求める。 ケイトもいい。男社会の鍛治仲間の中でバカにされている彼女は、素晴らしい甲冑を作ってウィリアムの快進撃を支援する。 試合シーンは燃えるし、恋も友情も親子愛も盛りだくさん、ギャグもあってとても楽しい作品だった。
- すーぷーしゃん
3.0点
今、ボヘミアン・ラプソディで、 またクイーンが話題になっているし、 点数も平均で4超えてたんで、 面白いかな、って思ってみてみました。 皆さんおっしゃる通り、 中世の人がクイーンの音楽で踊る?冒頭などは、 お、面白そう、と思えるし、 斬新と言えば斬新(だった?)のかも。 あとは、やっぱり、ヒース・レジャーが、 もう死んじゃっていることが、点数の高さなのかな。 映画は内容の割にはかなり長いと思いました。 そして内容は結構薄いような? 面白くなくはないんですよね、、、 「ギャグをベースに真面目」っていう、 コメディにもありがちなパターンではあるし、 恋愛あり、友情あり、親子愛あり、 身分の話あり、欧州の映像もいいし。 ただ、他の人も書いている通り、 最初のインパクトが最大で、それ以降が全て弱い気がします。 盛り上がりに欠ける。 予想通り過ぎるというか。 恋愛もあるけど、はげしく燃え上がるって感じでもないし、 友情もこりゃーすげーっていうほどでもない。 ギャグも大爆笑ではないし。 なんつーか、フツ―。どれも中途半端なような。 中世とロックのコラボであること、 ヒースレジャーがもう死んでいることで、 点数+1くらいになっている感じです。 敵役のルーファス・シーウェルと、 途中で仲間になるポール・ベタニーは、 他でも見たことがある。結構いい。 いろいろと惜しい気がします~。 中身がもう少し濃ければなあ。 本当に面白いのに~。 3.5くらいかと思いますが、 もう1回見たいとか、人にすすめられる、 ってほどでもなく。3で。
- yuk********
3.0点
ネタバレヒースレジャーに☆5♪
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kak********
4.0点
中世で庶民にも人気があった”馬上槍試合”を中心に描きながら、個性溢れる人間ドラマが展開する。 主役は、「ブロークバック・マウンテン」で知られるヒース・レジャー。若くしてこの世を去った事もあり、「ダークナイト」の鬼気迫るジョーカー役は衝撃的だった。本作品は彼のハリウッド初主演作でもあり、若々しい主人公を生き生きと演じている。 敵役は、TVドラマ「イレブンス・アワー」の生物物理学者役や「高い城の男」のジョン・スミス役などで高い演技力を見せているルーファス・シーウェル。 ヒロイン役は、本作品がデビュー作のシャニン・ソサモン。この後「恋する40days」でジョシュ・ハートネットと共演しているが、それからは作品に恵まれていない気がする。 物語は、幼いときに独り立ちする子どもの成長が背景にあるので、ついつい応援したくなってしまう。主人公が純粋がゆえに映画の中でも協力者が次々現れる。 そんな共演者の中で注目に値するのは、「ウィンブルドン」でキルスティン・ダンストと共演したポール・ベタニー。「コンクリュージョン」のヒロイン役を務めたローラ・フレーザー。そしてTVドラマ「ザ・フォロイング」のジョー・キャロル役を好演のジェームズ・ピュアフォイ。それぞれ持ち味を発揮しているので見てのお楽しみである。 邦題の「ロック・ユー!」は中世の話なのに挿入歌としてクイーンの「WE WILL ROCK YOU」 が使われている事から付けられたと推察できるが、原題は 「A NIGHT’S TALE」 で直訳すれば”ナイトの物語”となり平凡なのでやむを得ない所か?他にもロックの名曲が多用されていて、乗りの良さに一役買っている。 見終われば”爽快”さが心地よい作品ではあるが、最後の最後におまけが付いているのは決して”爽快”とは言えないものの、お見逃しなく!
- des********
5.0点
ネタバレ分かりやすい 故に最高だ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - the********
4.0点
ヒースレジャーが とにかく チャーミング 若くして亡くなったのは残念だけど 老いていく姿を見ずに 済む それは それで 良い事だと思ってしまう あんなに キュートだったブラピで さえ 今は… 残念なのは ヒロインが 全く綺麗ではないので 彼女に夢中になる部分はもう少し 綺麗な女優さんを 探してほしかったが 映画の良さを半減させた だが 全体としては お気楽に 楽しませてもらった
- mas********
5.0点
ネタバレ泣いてしまった
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 1048
1.0点
これまた評価に騙された作品だわ~ 深夜地上波を録画して鑑賞した。 駄作ポクはないんだが個人的に 全く面白くなかった… 何が面白いのかがわからなかった。 作風が完全に趣味じゃない もう途中で早送りで最後どうなったとか 、詳しい内容も何となくしかわからない… てか、どうでもいい…
- fiv********
5.0点
地上波でやっていたので観た。 中世ヨーロッパの騎士の話と言う情報だけだったのでグラディエーターのような硬派の作品かと思ったらいきなり鎧を着た騎士が野グソしながら死亡と言うとんでもないシーンからスタート 。 コメディかと思うと馬上槍試合見物の観衆が全員でクィーンの名曲ウィ・ウィル・ロック・ユー を大合唱。 ミュージカル?それともエンターテイメント作品と思っているとなんと主演は、ダークナイトでジョカー役を怪演後若くして死亡した伝説のヒース・レジャーと来たものだ。 なんとも見所が多く特に馬上槍試合の迫力は半端ない。 大変面白い作品なのでまだ観てない人は是非観て欲しい。
- sss
2.0点
御都合主義。もう観なくてよい。/3点(201702)