作品レビュー(20件)
- dkf********
4.0点
これは楽しい映画だ。「フルモンティ」の脚本家サイモン・ボーフォイによるユーモアと情感に溢れた脚本が秀逸で、作り込まれてない演出もテンポ良く、鑑賞後の爽やかな印象が心地よく尾を引く英国産コメディである。 英国ナンバーワンの座をかけて全英ヘアドレッサー選手権に挑む美容師達の愛すべきキャラ造形が素晴らしく、それを具現化したキャスティングの妙味が本作の大きな魅力のひとつだろう。 アラン・リックマンとナターシャ・リチャードソンの元夫婦役っぷりが実にハートフルだし、ハリウッドから出演のジョシュ・ハートネット、レイチェル・リー・クックも英国の雰囲気に違和感なく馴染んでいる。そして個人的にはこの人、ビル・ナイ。もう顔を出すだけでコメディとしてのクオリティをワンランクアップさせるほどの名バイプレイヤーだと思っているが、本作でも存在感ある絶品の味わいでストーリーを盛り上げてくれる。 製作されて20年余り、既に夫婦役のふたりに加え、市長役で良い味出しまくりのウォーレン・クラークもこの世におらず、米国勢のふたりもあまり顔を見る機会がなくなった現在となってはもはやノスタルジーたっぷりの一本となってしまったが、作品の魂は永遠。知名度こそ低いが、まさしく万人が楽しめる隠れた秀作だと思う。
- エル・オレンス
4.0点
ネタバレ日本じゃ到底描かれない家族像。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yok********
4.0点
お話しはありきたり。だけど、英国のキースリーの風景が素敵で、俳優陣が豪華。それだけでも十分に楽しめた。エンドロールは見どころ。
- nyj********
4.0点
ヘアーカット大会が舞台でオシャレな映画である。そして家族愛をテーマにしたハートフルな映画。少し笑いもあり楽しい映画である。
- tt1********
5.0点
罪の意識を軽くするためにお世話したがる?
- fmk********
4.0点
ちょっと笑えたり、ちょっと「おいおい」ってところがあったりしますが楽しめました。 ちょっと変わった家族のカタチではありますが、ジーンとくるものがありました。 ジョシュ・ハートネットは今ではすっかりハリウッドのモテ男ですが、今作ではまだ素朴な青年という感じで驚きました。 「人って垢抜けるとだいぶ変わるもんなんだな」なんて思っちゃいました。 最後のアラン・リックマン、めちゃくちゃカッコよかったです!
- kar********
3.0点
邦題が好きです。 パパとママと、ママの…と、 結構キョーレツな人間関係だが軸だったりするのですが、 何だろうこのほのぼの感(笑)。 小さなイギリス映画の佳作、という感じ。 ナターシャ・リチャードソンが可愛らしくて…。 彼女、亡くなってしまったんだなぁと思うと、その笑顔を見ながら何だかちょっと悲しくなりました。 アラン・リックマン氏は、この頃が一番カッコイイんじゃなかろうか。 イカしてます。 相変わらず(?)女性関係には苦労されてる役ですが(笑)。
- oce********
3.0点
イギリスの田舎が舞台となれば良作が多いが、これもその中に入るだろう。 ヘアドレッサー選手権。有名な大会が街にやってくるということで、それをきっかけに家族の中も元通り。 唯一余計なのは別れた元妻シェリーの余命なんとかという件。 これが全体的に辛気臭くなる原因になる。 しかもこの病気を全面に出して、かつらをばっさり。笑えといってるのか理解に苦しむ。 本来はコメディなんだろうが、泣かせるためのドラマが中途半端になってしまった。 とはいえヘアドレッサーの大会の方は面白い仕上がり。 何といってもアラン・リックマンとビル・ナイのおやじ二人がバトルするのが楽しい。 靴の裏など小技が炸裂し、ニヤニヤして観れた。 カットモデルも素晴らしい出来で、ここは感動した。 病気の設定を無くし、もっとスッキリするコメディにした方が良かった。 あと司会の芸達者ぶりは何者だ?
- wor********
5.0点
実際にあったらいってみたくなる、ヘアサロン大会。 日本ではあんまり考えられないというか、 欧米的な複雑な家族が、まとまっていく様を描いた傑作です。 2002年映画館で見た自己No1作品です。 何度見ても、飽きない映画だ。 市長が派手になっていく様は必見です。
- gre********
4.0点
ネタバレシャンプー台のむこうに
このレビューにはネタバレが含まれています。 - qny********
3.0点
ゴージャスな作品でした。 物語としてはバラバラな家族の心がヘアドレッサー選手権にでて再生していくお話をユーモアを交え作られていきます。 芸術作品といえるゴージャスなヘアースタイルを観ているだけでも楽しめます。圧倒されるほどの美しさがあります。 自分的には羊の姿が美しくまた面白く笑えました。
- さとちゃん
4.0点
ずっと見たかったのに見逃したままで、2000年の映画なので気づいたら9年もたっていました。 面白おかしいシーンもいっぱいあってカラフルで、もちろん素敵☆なジョッシュハートネットも出ています。 ぱっと時間が空いたときに見たのですが、くすくす笑いながら感動があり、それがちょうどいいバランスで元気になりました。 時間的にもそんなに長くなく気分転換できました!
- jnt********
4.0点
ネタバレじんわり
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mer********
3.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - katsu
3.0点
エンターテインメントとして、普通に楽しめた。 しかし、脚本や映像、演技どれを取ってもこれといって ポイントはなく、良い作品を観たいのであれば、 わざわざこの作品は選ばないだろう。 何も考えずに単純に映画が観たいと思ったら、 この作品を選んでも良いかもしれない。 レイチェル・クーリックは So cute!
- cha********
4.0点
ジョッシュ・ハートネットがカワイイ!アラン・リックマンが渋い!ビル・ナイがもう最高! とにかく登場人物全てが愛らしい。こういうのに弱いんですよね~。 コンテスト直前にモデルのサンドラと駆け落ちしたあげく、街に舞い戻って美容院を始め、ガンで余命わずかだから家族でコンテストに出ようと懇願する母親のシェリーは、ちょっと自分勝手なんじゃない?って思いますが、目の見えないおばあちゃんにあんなにステキなヘア・スタイルをしてあげるところは、微笑ましいです。 モデルのサンドラがトータル部門のテーマにと、芸者姿(ちんどん屋かな?)で登場する場面は思わず笑っちゃいましたねえ。 レイチェル・リー・クックはとってもキュート。特に髪を切った後は、抜群のかわいさです。 コンテストの場面は、とってもゴージャス。美容師って芸術家でもあるんだな、と思わされました。イギリスの片田舎キースリーの街並みも良かったです。 ラストはハッピー・エンドでめでたしめでたしなんだけど、なんかあっさり軽いカンジで拍子抜け。そこがちょっと残念。
- aot********
3.0点
ネタバレスネイプ先生!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - blu********
4.0点
普段、ファッションに全く興味が無く、10年以上髪型が変わらない僕が、精一杯の知識を振り絞って出した、オシャレワードが結果的にモッズ・ヘアとなりました。 何かオシャレさんですよね。 まぁ、モッズ・ヘアが、どんなものなのかはよく分からない訳ですが。 そんな僕にとってこの映画のヘアドレッサー選手権は、”みすてりあす”で、”わんだほー”で ”さいけでりっく”で、びゅーちぃほー”で”すきゃんだらす”で見ているだけでも楽しめます 最後の方になると「紅白歌合戦の小林幸子、美川憲一の衣装対決か!」とツッコミを入れたくなるような場面もありましたが、それも含めてゴージャスな雰囲気に魅了されてしまいました。 物語自体も好きです。 脚本を『フル・モンティ』のサイモン・ビューフォイが手掛けているだけあって、大げさ過ぎずに、しっとりと心地よい視点で語ってくれます。 派手なストーリー展開は無いので、この辺は好みが分かれそうです。 俳優陣は、皆、役にバッチリはまっていました。 特にレイチェル・リー・クックの可愛さは、この作品においてのてっぱん部分でしょう。 彼女に限らず登場人物たちが、色々と姿を変えて画面に現れるので観ていて飽きません。 気になったのは、せっかく、見た目の豪華さを全面に押し出しているのだから、それと対比させて「人間は外見よりも内面が大事」というメッセージをもっと主張してくれても良かったかもしれません。 ともあれ、家族再生と、ヘアドレッサー選手権をバランスよく見せてくれる良作。 観終わった後、ちょっとだけ温かくなれて明日から、少しだけオシャレさんになってみようかなと思える映画でした♪。 でも、モッズ・ヘアはやりません(笑)。
- yuk********
4.0点
ネタバレヘアースタイルでつながる絆
このレビューにはネタバレが含まれています。 - sta********
3.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。