あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(11件)
- とし
3.0点
2021年1月9日 映画 #モホークの太鼓 (1939年)鑑賞 #ジョン・フォード 監督、#クローデット・コルベール 主演、#ヘンリー・フォンダ 共演の西部劇映画 イギリス軍がインディアンを使ってアメリカ独立を阻止しようとしていたとは知らなかったな。勉強になった 途中、伝令の長距離走のシーンが長かった
- shinnshinn
3.0点
1939年ジョン・フォード監督作品。初カラー作品でもあるみたいです。アメリカ独立戦争当時の開拓民(若夫婦)のお話。アメリカの正義と良心みたいな役者、ヘンリー・フォンダが好青年を演じ、クローデット・コルベールがその夫を支える貞淑な妻を演じます。クレジットでクローデット・コルベールが上なのは、当時はヘンリー・フォンダより格上という事なのか。 何しろ70年以上も前の映画なので、とりあえずデジタルリマスターなのがありがたい。 1939年制作だと、アメリカが参戦する2年前だから、何やら風雲急を告げるというか、きな臭い時代だったと推測(少し国策的な気もする)。内容はあくまでもフィクションですが1776年に始まった独立戦争の顛末や、王党派(独立ではなくイギリス連邦に属したかった派閥だと推測?)、イギリス軍が傭兵としてインディアン(ネィテヴ・アメリカンという呼称は白人の都合なので気にしなくていい、プライドのある先住民はむしろアメリカン・インディアンと呼んでほしいらしい)を使っていた事など、知らなかった史実が興味深い。 こういう映画を観ると、<戦い>はアメリカの国是だという気がする。つまり、力で勝ち取るのは善なのだと。傭兵となって敵側に回ったインディアンには、開拓民に自分たちの土地を奪われたという思いもあったのだろう(もちろん、そこは描かないしインディアンはあくまでも残酷で野蛮です)。 クローデット・コルベールは左からしか撮らせなかったらしい。何のこだわりだかよく分からない。決して美人な訳じゃない。からこそのこだわりなのか。34年「或る夜の出来事」でクラーク・ゲイブルと共演しメガヒットになったのも、一般の観客があこがれのクラーク・ゲイブルのヒロインがそんなでもなく、むしろ自分に投影しやすかったのが良かったのではなかったのか・・・と誰かが分析したとか(真偽のほどは不明です)。 古い映画が好きなら一度は観てもいいかなぁ。という感じです。流石にアクションは今見ると少し陳腐かも。ジョン・フォードの風景の切り取り方は豪快でいいです、タランティーノもこのあたりは勉強したほうがいいよ。
- tot********
3.0点
J・フォード監督、H・フォンダ、C・コルベール主演ということで期待していましたが・・・。前半の夫婦の開拓生活は、苦しいこともあり、楽しいこともあり、その綺麗なカラー映像とともに楽しめました。中盤からは、ちょっときな臭くなり終盤の戦いへ。その戦いも、あまり緊張感なく、また迫力もなかった。そのままあっさりとラストへ。後半~ラストにしぼんでしまう映画はオモシロくないね。突っ込みどころもあったしね。アメリカ独立戦争を背景にしたお話なので、日本人にはいまいち感動が少ないかも。 夫婦を雇う気の強い未亡人E・M・オリヴァーが好演して印象的。主役夫婦を食っていた。
- al2********
4.0点
ネタバレモホークの太鼓
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kun********
4.0点
1939年アメリカ映画と言えば風と共に去りぬが作られたそうだから、アメリカ映画は隆盛だったらしい。 同じアメリカ戦争歴史映画だが、独立戦争より南北戦争の方がより身近に感じる のだろう、モホークの太鼓って初めて知った次第。 方や映画史上燦然と輝く作品だ、この映画も悪く無いと思うが、制作時期が良く無かったんだろう。 真珠湾攻撃がこの2年後。 日本は中国東南アジアの覇権を広げるのに躍起。 ヨーロッパではヒトラ~ドイツがポーランドに侵攻第二次大戦がはじまった。 そう言う感じで風とともに去りぬの日本公開は13年後、バラックだらけの町 で見られたんだろう。モホークの太鼓日本公開日はウイキに無いけど、風より 後に成るんだろうと思うが・・・・ 主人公達はイギリス派かアメリカ派か良く判らないが、多分イギリス派じゃないかな? 敵のワシントン将軍とか台詞が有ったし。 それに先住民が敵味方に別れてるが、日本ではあまり関心が無い所為だろう、で何が何だか良く判らない。 先住民が大量にこの戦に参加したようだが、傭兵働きの様で、のちの居留生活 を余儀なくされる事を思えば、哀れとしかいいようが無い。 主人公達が先住民に火つけられたり、籠った砦も攻撃されたり・・・ 制作年代を考えれば野蛮人の敵と扱われても仕方なかったんだろう。 今この映画を作れば批難轟轟の目に遭う。 そう言う意味で 良きアメリカ映画だと思う。 この映画製作の時代ヒトラーの脅威日本イタリアの脅威がアメリカ社会にも 影を落としてたと思うが、 それが全く感じれない。 未だアメリカは平和の中の繁栄を謳歌してたんだと思う。
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