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O〔オー〕 (2001)

O

監督
ティム・ブレイク・ネルソン
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  • みたログ 316

2.93 / 評価:46件

男の嫉妬は醜く見るに堪えない悲劇が切ない

  • hoshi595 さん
  • 2010年3月17日 4時46分
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

陰湿な物語は後味が悪い。

悲劇が起きた時、直接手を下した人間を非難するのは容易い。

しかし、背景を探っていくと真の原因が見えてくる。

物語はアメリカの名門高校のバスケット・チームを中心に
屈折した心が危うい状況を作り出す有様を描いて行く。

主演は、「パール・ハーバー」でベン・アフレックと共演
したジョシュ・ハートネット。

ヒロインは、「ボーン・アルティメイタム」でマット・
デイモンと共演したジュリア・スタイルズ。

”ジェイソン・ボーン”シリーズとして有名な映画だが、
彼女はシリーズ始めの頃は端役だったのに、次第に出番が
増え、とうとうマット・デイモンの相手役の座を掴んだ。

原作は、シェイクスピアの名作『オセロー』で、現代版に
脚色されているが、現実離れした内容になっている。

ただでさえ暗いイメージのジョシュ・ハートネットが陰湿
なドラマの主人公を務めているのは如何なものか?

イメージと筋書きだけが独り歩きしているような内容で
事件の根底にある家庭の問題などの核心を追求していない
ので、やや薄っぺらに感じてしまう。

共演では、「ダンス・レボリューション」でジェシカ・
アルバと共演したマーカイ・ファイファーや、「地獄の
黙示録」のマーティン・シーン、そして脇役ながら本当に
恐い男を演じたエルデン・ヘンソンなど。

真剣さが感じられない愛、お粗末な脚本による説得力に
欠ける展開、そしてお決まりのドラッグやセックスや銃の
登場と、どれを取っても共感出来ない。

原作者に名前を書かれたシェークスピアの嘆きが聞こえて
くるような作品である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 切ない
  • セクシー
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